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婚活。やめたいのにやめられない症候群



30代後半での婚活スタートから、
40歳、出会って2日目で結婚を決めた、
遅咲き元婚活者のマーサです。


暑い暑い、夏の到来ですね。

7月は、夫と初めて会った月であり、
結婚を決め、
婚約指輪を買い、
親に挨拶を済ませた月。

ハイ、つまり、怒涛のスピード婚約だったわけです。(4ヶ月後入籍!)

夫と出会うまでは、
「長く生きてきちゃった分、
自然と求めるものが増えちゃってるから、
出会うのが難しいんだ」

だなんて言っていたくせに、

「40歳という年齢でも、こんなに迷いなく、
結婚を決められるものなのか」

なんて思うほど、自分でも驚いた経験でした。


結婚前と結婚後では、こんなふうに
「あー、なんか自分は分かってなかったんだな」
と思うことがいくつかあるのですが、
婚活真っ只中では、必死すぎて気づけないことがあったのは致し方なかったなぁ、とおもっています。

そもそもね、【婚活】とはなんなんでしょう。

何のため?誰のため?


正直を言うと、私はずっと[婚活]という
この2文字を使うことを避けていました。

理由は
「社会に負けた気がする」
から。

この感じ、わかる人いますか?

就職活動に倣って生まれた、
結婚活動の言葉は、

社会の課題を表す言葉のような気もしたし、
恋愛→結婚という、自然のように見える流れに
乗れなかった哀れな人、と言うイメージも
勝手に持っていて。

後に、自ら「婚活」と公言することで、
私の“結婚をしたい”という意思表明につながり、
夫と出会えた経緯があるため
今は、縁を繋ぐためのキーワードだと思っています。



さて、そんな婚活に
今日も何千、何万人もの男女が
力を注いでいるわけです。

めでたく婚活を卒業した私ですが、
婚活中に気になっていた
一定数の婚活に苦しむ人たちを他人事と思えず、

一方で“そんなに悲観する必要ないよ”と
伝えたい気持ちがつのり、
現在もこうして婚活についてあれこれ考えています。


苦しむ人たちの理由は、
色々見えてきます。

その中で気になる声が

[婚活やめたいけど、やめられない。]

というもの。

“やめたいけど、やめられない” あなたは、どう?


私が婚活をしていた1年前も、
今日も、おそらく明日も、1ヶ月後も半年後も、
だれかがその思いに苦しんでいる。


結婚を考える齢になった大人が、
自分の“したくないこと”を
続けなきゃいけないなんて。


ここで再度、“そもそも“を考えたいのです。
なんのための婚活なのか?

結婚、ですよね。

じゃあ、なんで結婚したいの?

安心したい、子どもが欲しい、家族が欲しい、
だれかとご飯を食べる生活を送りたい
孤独を感じず生きていきたい  etc…

人によって理由はそれぞれだけど、
つまりは

【今よりもっと、幸せになりたいから】

だと思うんです。

今よりもっと、幸せになるために。



今までだって、幸せになるために
努力してきたことがあることでしょう。

転職だったり、
何かを学んだり、
自分の属するコミュニティを
変えてみたり。

でね、その時って
いろいろなことを考えながら
動いていたと思うのだけど、
適切な時期やタイミングも
考えていたことと思います。


辛いけど今じゃないな、とか
あと2年は現状維持で次への準備を整えよう、とか。

考えて、吟味して、
“今だ”とおもって動いたその先に
新たな人生がひらけて。


その時期は、
28歳でしたか?
35歳?
40歳?
もしかしたら10代って事もあるよね。

人によって、違うんです、
新たな幸せが始まるタイミングは。


早い方がいいって訳じゃない。
遅い方がいいって訳でもない。

自分に合ったタイミングこそ、ベストなんです。


婚活は、子どもを持つという観点で、
目標を決めたくなることではあるけれど、

でも
【今よりもっと、幸せになりたいから】
を叶える行動として、なんら他と変わらないのに
どうも、勘違いをしてしまう。


“早くしなきゃ出会えない”
“続けなきゃ出会えない”

そう思って、自分をどんどん追い込んで、
足を止めて小休止することさえ、
怖くなってしまう。

もはや、

“幸せになりたい”
という本来の願い以上に、
“恐れ”によって
動いている状態になってしまっているんです。

あなたを動かしている力は願いか、恐れか。


今のあなたは大丈夫?
そんな状態になっていませんか?


あなたの人生と、相手の人生が、
縁あってタイミングよく交わる。

それを逃さずキャッチして手に入れることが
結婚する唯一であり、普遍の真実なんですよ。


だから、

“今じゃないな”
“やめたいな” と思うなら、

やめていいんです。


そして、またやりたくなったら始めればいい。
その時があなたの“タイミング”ですから。


あなたがやめてる間に
誰かがうまくいったと聞いたら、
焦るかもしれないですね。

だけどそれは、あなたに縁があったはずの
相手じゃなくて
その人に縁があった相手なんですよ!



より幸せになるための
一つの構成要素である結婚。

どうか、恐れや焦りに振り回されず、
自分の願いを忘れず持ち続けてください

立ち止まったり、
ゆっくり歩いたり、
時に走ったり、

ご自身のペースで進んでくださいね。

最後に!!
めちゃくちゃ大切な事実を一つお伝えして締めくくります。

全ての女性は愛される価値がある。

あなたの幸せを心から願っています。

マーサ

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