教師の出場(でば)
こんにちは
ましゅまろの会
ましゅまりすと、ゆーし@探究の教師です。
今回のましゅまろトークのテーマは「教師の出場」です。
出場とは授業で、子どもたちが学習活動をする中、教師が出るべき時のことです。
そこから考えたこと、見えたことについて言語化していこうと思います。
1. 教師が出るべき場面とは?
皆さんが考える理想の授業はどんなものですか?前回のましゅまろトークでは、いい授業について考えました。前回の記事をご覧ください↓
「出場」について考える中で再びいい授業の話にもなりました。具体的な授業場面を想定しながらの話にもなりました。
図工の時間、目の前には明らかにねらいからそれた作品を熱心に作っている子ども、A君が現れた!!!あなたはどうする?
ゆーしはねらいから逸れていることを伝え、やり直しをさせた!!
効果はバツグンだ!(逆の意味で)
A君は心が折れた!図工が嫌いになってしまった!!タララーー、、、、、
じゃあ、見て見ぬふり、、する???
え。それはそれでどうなん??
うーん、、、、
2. 子どもの姿から逆算する
さらに話をする中で見えてきたことは、出場とはその子を見取り、こうなって欲しいという姿から逆算して考えるということです。
先ほどの図工の場面、A君は図工についてどんな思いを持っているのか?ー好きなのか、嫌いなのか?
作品の進捗状況はどうか?ーまだ作り始めたばかり?ーもう終盤?
などなど、その子どもの姿を捉えていかなければ、先ほどの僕と同じように図工が嫌い、勉強が嫌いという最悪の結末を迎えてしまうことになってしまうかもしれません。
逆に、上手く出場として捉え、適切に関わることができれば、より子どもを成長させる絶好の機会にすることもできるのです。
3. ものさしをもつ
僕は今年、子ども対応に苦戦しています。本当に大苦戦です。今までの僕のキャリアで学んできたことを総動員しても、なかなか難しいなあと感じる毎日です。
しかし、そんな子どもたちを、ヒョイっと入った僕の憧れのベテラン先生は一瞬でやる気にさせ、成長する喜び、学ぶことの楽しさを味わえる授業を展開します。
一見、その先生の姿を見ても何か特別なことをしているわけではないんですが、子どもたちが少しずつのっていくのがわかります。
何が僕と違うのか?以前、尊敬する先生とお話しした時、「ベテランはものさしの目が細いのさ」とおっしゃっていたことを思い出しました。
出場の話と絡めていうのなら、その時々に子ども一人ひとりに適切に指導・助言を与え、子どもたちのやる気を引き出しつつ、確実に力を底上げしているんです。
どうやったらそんなんできるんや、、、もっともっと自分の目と腕を高めていかなきゃいけん。つまるところ、そういうことなのかあ。
4. 終わりに
今回は「教師の出場」をテーマとした、ましゅまろトークについて書きました。いやー久しぶりのましゅまろトークでしたが、やっぱいいわあ。
日々に追われていると、野口芳宏先生のおっしゃる「実践埋没型教師」に陥りやすいです。こういう時間を設けることで、自分の現在地や向かうべき場所が見えてくるなあと思いました。
もうすぐ夏休み、いいかたちで入れるように頑張ります。今日はこれでおしまい。
お相手はゆーしでした。次回のましゅまろの会のnote更新をお楽しみに!!!
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