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掌編小説/歪んだ愛のカタチ

昔から何をやってもダメだったんだ。すぐに飽きちゃって長続きなんかした試しが無かったよ。何でも興味持つけど何でもすぐに飽きた。

小学生の頃はよく怒られてた。私がワガママだったから。思い通りに行かないとふて腐れて、大きな声で喚いて泣いて座り込んで睨んで。お母さんはよく知らんぷりしていた。ただ遊んで欲しかっただけ。ただ一緒にいて欲しかっただけ。ただ笑ってほしくて私を一番に考えてほしくて、ただ、、、。そんな子供でした。

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