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「土の中の見えない世界」

土の中を掘りおこすと
出てくる出てくる
森の生き物たち
土を耕すミミズに根のような菌糸たち

私たちは見えない
土の中の出来事
けれどそこには外と同じだけの
物語がある

見える世界はほんの少しだけ
見える世界でわからないことは
見えない世界に隠されている
どちらも水の流れのように繋がっている

知りたいのなら
来ればいい
森は教えてくれる
わからないことを

10月6日付け毎日小学生新聞
「よくわかる土中環境」の本の紹介文を読んで

以下記事紹介

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《小5の自由研究きっかけに》
「よくわかる土中環境」出版

京都市の小学5年で毎小特派員の田中麗華さん(11)が、静岡県熱海市の土石流災害をテーマに取れり組んだ自由研究をきっかけに生まれた本が出版さました。土の中のくわしい仕組みをわかりやすく解説し、自然を傷めずに災害を防ぐ方法が紹介されています。          【木村健二】

この本は8月に出版された「よくわかる土中環境」(PARCO出版2200円)で、NPO法人「地球守」(千葉市)の代表理事などを務める高田宏臣さん(53)が書きました。高田さんは東京農工大学を卒業後、造園や土木の仕事を続け、環境を再生させる活動に取り組んできました。
 高田さんは2020年に自分の考えをまとめた「土中環境」(建築資料研究社、2750円)を出版。木の根や菌糸(菌類や細菌、バクテリアなどの集まり)の働きによる水のめぐりの大切さなどを訴えています。
 熱海市の土石流災害が発生した21年7月3日の翌日に現地入りし、土石流の起点となった盛り土だけではなく、現場のそばで山を削っていた太陽光発電施設など全体の開発のあり方の問題をブログで発信しました。

〈始まりはメール〉

「私は自由研究で、熱海の土石流の原因を調べています。これからどのような森にしたら、泥水がたくさん出ないようになりますか?」。
 お母さんの田中美紀さん(52)が高田さんの活動を新聞で知り、当時4年生だった麗花さんは高田さんに電子メールを送ってみました。美紀さんの実家が神奈川県にあり、熱海市にあるMOA美術館をよく訪れていただけに、熱海は親しみある場所でした。
 土石流が起きた7月3日は自分の誕生日もあって、この災害が強く印象に残りました。ただ、原因を雨量と盛り土だけだと考えてよいのか、モヤモヤしていました。
 「よくわかる土中環境」は、高田さんが麗花さんから電子メールを受け取る場面を描いた漫画から始まります。麗花さんの好奇心と探求心に応えようと、高田さんは3000字ほど(400字づめの原稿用紙8枚弱)の返事をまとめ、8月13日にメールを送りました。

〈健康な森をふやそう 山が荒れると危険に〉

2021年夏の自由研究のテーマに静岡県熱海市の土石流災害を選んだ京都市の小学5年(当時4年)の田中麗花さんは、NPO法人「地球守」の代表理事の高田宏臣さんから電子メールで返事を受け取りました。高田さんのていねいな返事を手がかりにして、麗花さんは現地調査に乗り出しました。
 高田さんが今年の8月に出版した「よくわかる土中環境」には、高田さんの返信メールが収められています。ここで高田さんは、山や川を人間にたとえ、山を心臓、川や谷、土の中の水脈を「血管」になぞらえます。人間に血液をきれいにする肝臓や腎臓があるように、水は健康な土の中を通ることできれいになり、健康な森では大雨が降っても雨水は静かに土の中にしみ込みます。川をコンクリートで固めると、山の土の中に空気も水も流れなくなり、山が荒れ、危険な山になるといいます。

〈自然の仕組みを知る〉

「どのような森にしたらいいですか」という麗花さんの質問に対して、高田さんは、みんなが自然の仕組みを知り、森が健康に育つお手伝いをすることが大切だと答えました。「麗花さんのような人がたくさん増えれば、地球もよくなると思います。応援しております。頑張ってね。」と結んで、励ましました。
 麗花さんは21年8月13日に熱海市市役所で下調べをしたうえで、18日から19日にかけて伊豆山地区の現地調査を行いました。土石流が起きた場所のそばで一部の木が枯れていることなどを確認したほか、土の質も悪くなっていました。麗花さんは調査の成果をスケッチブック24ページ分にまとめ、「土砂災害を防ぐには健康な森を増やすことです」と記しました。その主な部分は「よくわかる土中環境」に収録されました。
 「よくわかる土中環境」は、小学生にもわかるように、たくさんのイラストを盛り込んで編集されています。身近なことからできる「土中に働きかける10のアクション」を掲げました。また、太陽光発電施設が山を削ったり、風力発電の基礎工事が土の中の環境を悪くしたりするケースがあることも取り上げました。

〈子どもこそ気付ける〉

高田さんは「災害に対する一般的な調査は、川があふれたら川だけ見ようとして、山まで見ようとしません。自然は山から川、海まで全体がつながっていて、最近の災害は人間の活動に基づく原因も多くなっています。子どもたちだからこそ気付くことができて、自由に言えることがあります。直感を大事して、目の前の自然環境に向き合ってほしいです」と話しています。
 麗花さんは今年の夏も、里山の土中環境をテーマにした自由研究に取り組み、「土中環境のことをたくさんの人に知ってもらいたいです。子ども向けの土中環境の教室を計画しています」と声を弾ませます。将来は、猫カフェの会社を作り、もうかってきたら森再生プロジェクトに手を広げて行きたいそうです。

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私が参加する森を健康にするお手伝いの活動
枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会 | https://note.com/hotaruotobasukai

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