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「パンツ一丁であるく」

目の前を
はだかであるく
それが自然体で
違和感がなかったのに

パンツ一丁の振る舞いに
歩きながら
パンツは履いていたことに
驚いた

パンツだけ履いている
そういうものだったっけ?
ちょっと不思議に思いながら
横には服を着た男性がいた

あれれ?
胸は露わだけど
これで良かったんだっけ?
だんだんわからなくなって

胸を隠しながら
走った
恥ずかしさが
込み上げてきて

何が正しいのか
わからない
だけれど自分だけ
人と違う

走るのも
疲れてきたから
考えるのも
やめてみた

パンツ一丁のわたし
着る服もないし
もうこれでいい
これは夢か現実も?

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