「三島喜美代という人」
御年九十歳
今も制作の手を緩めない
美術の申し子のような方
ただそれだけに没頭し生きている
その作品のスケールの大きさハンパない
しかし小さく見ても素晴らしく
三島の世界はマクロとミクロが存在している
またその制作期間も果てしない
それでも続けていられるのは
単に楽しいから
ただそれだけ
もちろん社会に対する訴えもあるけれど
ゴミにこだわり制作することウン十年
無駄なものに無駄に時間を費やした
しかしその蓄積が美しい
ゴミも自然に溶け込むと美しい
言葉に現さずに作品で語る
そこのこだわりを強く感じる
見るものに媚びない
ありのままをありのままに
手法や技法はさまざま
だから伝えたいことがダイレクトに伝わる
時に廃材の組み合わせ
時に陶や平面画
三島の生き様は潔い
表現そこだけに焦点をあて無駄な時がない
生活のすべてを美術に捧げる
それが三島の幸せなんだろうな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?