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2019年6月の記事一覧
青春に取り逃がしたもの(「夜明け告げるルーのうた」感想)
青春に取り逃がしたものがたくさんある、キラキラした友情とか恋愛とかそういうもの。それに手を伸ばすことを躊躇ってばかりの人間が主人公だが、歌をうたうとやってくる人魚ルーに心を動かされ、純粋な気持ちに立ち返り、キラキラしたものを掴みに行こうとする話だ。そしてそんな日々の終わりの話。
カッコいいJPOPのアレンジがビシバシ効いてきて、それで画面は画面でとんでもなく派手なことが次々と起こる。その目まぐる
何故次元が狙われたのか(「「LUPIN THE3RD 次元大介の墓標」感想)
脚本家が高橋悠也だと知って俄然興味が湧いて見始めた、ルパン三世。今日は、「次元大介の墓標」。もう、タイトルのインパクトが強いんですが、本当に墓標が映るんです。
狙った相手の墓標を先に立ててしまう、なんともお茶目な狙撃犯に狙われた次元たちが、どうにかそれを阻止しようとするのですが、いやはやスリリング! 峰不二子が捕まっていかがわしいところに連れてかれてるのも、なんだかスリリング!
ミステリとして
燃えて、消す!(映画「プロメア」感想)
TRIGGERの作品は、実はそう観てなくて、「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」しか観たことがない。
そんな私でもついていけるだろうか、と思いながら観に行きました。目がチカチカした。最初からスタイリッシュな炎がチカチカするのです。カッコいい音楽に乗せられて、人々が燃えていく。
誰よりも暑そうな熱そうな男を救助と消火のヒーローにし、めくるめく火付け集団とのバトル、バトル! 既にここで