抗うつ薬SSRIの副作用
※昨年書いた記事になります
引き続き、
精神科医岩波明氏の
「どこからが心の病ですか?」
という本よりです。
岩波氏は
抗うつ薬SSRIについて、
このように述べてます。
新規抗うつ薬、
特にSSRIの副作用として、
自殺との関係が問題視されてます。
SSRIにより
不安焦燥感、衝動性や攻撃性が
誘発されることがあり、
これは「賦活症候群」と呼ばれてます。
(アクチベーションのことです)
SSRIにおいて、
自殺企図を誘発する可能性か高いという
報告が行われましたが、
しかし、
その後の研究はこの説を
必ずしも支持してません。
そもそもうつ病では、
自殺リスクは常に高く、
基本的な注意点です。
また、
抗うつ薬の衝動性、攻撃性も、
自殺に関連した報道と同様で、
医学的に検証されたデータに
基づくものではなく、
単なる「印象」に過ぎません。
「うつ病」の治療経過においては、
衝動性や攻撃性が一時的に高まることは、
稀ではありません。
抗うつ薬の投与とは、
必ずしも関連しません。
うつ病の回復期においては、
重症の時期よりも、
自殺の危険性が高まります。
薬物治療のせいではなく、
回復期に心身の活動性が高まることにより、
自殺や衝動性や攻撃性に結びつきやすいのです。
だって!!
怒
話は変わりますが、
現在上映中の映画
「リカ」。
高岡早紀主演の映画です。
原作は五十嵐貴久のサイコサスペンス小説。
4シリーズ程あります。
この小説、
最高に面白くて、
一気読みしました。
高岡早紀がリカをすると知った時は、
ピッタリだと思いました。
リカは40代なのに、
自称28歳なんです。
そして決め台詞は
「死ねばいい!」
実際にどんどん人を殺していきます。
この
抗うつ薬SSRIの下りを読んだ時、
思わず
リカのように
死ねばいい!!
と
心の中で呟いてしまいました。
ナンテ、、冗談ですが。
まぁ、
ガンバレルーヤのよしこの
「くそが!」ぐらいがいいですかね。
リカは邪魔な人間を、
簡単に殺します。
映画、
観に行こうと思いつつ、
タイミングを逸してしまいました。
リカの決め台詞
死ねばいい!
原作は五十嵐貴久。
面白いですよー。
オススメです
しかし、
東大医学部卒の60代ベテラン精神科医がこれですよ!!
酷過ぎますね。
まぁ、
年齢的に60以上の精神科医なんて、
抗うつ薬SSRIフィーバー時代に
働き盛りだったわけで、
大勢の患者に処方してきたわけです。
なかには
自殺してしまった受け持ち患者も
多いはず。
自分が、
ばら撒き処方した薬で、
自殺されたなんて思いたくないですよね。
「うつ病だから自殺した、仕方ない」と
思いたいことでしょう。
SSRIが原因で自殺が増えたり、
事件や犯罪が起きたり、
なんて、
思いたくもないし、
夢見が悪過ぎますよね。
でも、
ちゃーんと
抗うつ薬の添付文書に記載されてますけどね。
赤文字で!
自殺衝動の副作用あり!
みたいな。
おかしいですねぇ。
精神科医様のおっしゃることと、
製薬会社の添付文書が一致しない。
矛盾ですねぇ。
しかし、
どうして、
日本はアメリカのように、
こういう問題で、
多額の和解金払わなくちゃいけないような
医療裁判がおきないのでしょう。
そして、
何故そのような裁判に勝てないのでしょう。
弁護士もダメダメなの??
そもそも「うつ病は自殺リスク高い」
だから
抗うつ薬SSRIのせいじゃない!
その
理屈はおかしいと、
ドラえもんが言ってます。
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