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「コミュニケーションが苦手なあなたへ」~HSPが考える、コミュ障のためのがんばらない処方箋 day19~

こんにちは!
ほいみん です。

今回が19回目の更新です。
目を通してくださっている皆様のおかげで続いております!
どうもありがとうごいます!

本日も雑談編の続きです。
コミュニケーションコストを下げるためにはの方法論として、
次の5つを順にご紹介しています。

①マナーを徹底する
②ネタをストックする
③小さな話題から入る
④切り口を考える
⑤話題を丁寧に追う

前回は、コミュニケーションにまつわる、ほいみんの最近の失敗談について
披露させて頂きました(笑)
「②ネタをストック」し、「③小さな話題から入る」べきところ、
いつもの営業マインドを引きずったままやらかした(笑)…
というお話でした。
みなさまは決してマネしないうにしてくださいね。

本日は「④切り口を考える」について、です。
切り口というと…
ムズカしそ~ 
メンドくさそ~ 
覚えるのタイヘンそ~ 
そう思われるかもしれません。
いえいえ、そんなことはありませんので、どうぞご安心を。
今日もほいみんの体験談を交えながら、
かる~く(笑)お話をさせて頂ければと思います。

ここでちょっとほいみんの昔話をさせてください。
いまはこのように雑文ばかり書いているほいみんですが(笑)、
以前、WEB広告のライターとして働いていた時期がありました。

もともとは新聞記者になりたかったほいみん。
20歳のときに初めて渡米したことで、
海外独特の開放的な雰囲気の虜になったのです。
あわせて国内外の社会情勢に興味を持っていたことと、
文章が得意なことを掛け合わせて、
将来、海外で取材をしたい! と考えていました。

けれど新聞社からは、軒並みお祈りメールの嵐が…(笑)
そこで、前にもお話をしたように、新卒で営業職の仕事に就いたのです。
とはいえ、諦めきれずに記者になるための勉強を続けていました。

紆余曲折をはさみながらも、3年ほど続けていたでしょうか。
けれど結果は出ずじまい。
自分の実力で新聞記者はムリだ。
でも、どうしても書く仕事には就きたい!
そう考えて、途中から目標をライターに切り替えたのです。

巷には「ライター養成講座」なるものが溢れています。
中でも、お試しに1回どうぞ的なトライアル講座がありますよね。
ほいみんも当然、受けてみました。
でも、あれッ、なんか違うな~と。
ちょっと考え直しました。

並行して「コピーライター養成講座」なるものがありました。
それも試しに受けてみたら、こちらの方が面白い。
なら、コピーライターになろう!(安直…(笑))と、
講座に通い始めました。

コピーライターって、よくわからないんだけど…
そのお気持ち、よくわかります。
実は、ほいみんも講座に通うまでは、
あまりよくわかっていませんでした(笑)

商品広告には、売上を伸ばすための宣伝文句がつきものです。
有名なところで言うと、
マクドナルドの「i’m lovin’ it」とか…
タワレコの「NO MUSIC NO LIFE」とか…
キューピーの「愛は食卓にある」とか…
みなさん、一度はCMで目にしたり耳にしたりしたことがあるはず。
こうした宣伝文句がキャッチコピーです。

コピーを考えて書き上げるというのが、
コピーライターのメインとなる仕事です。
でもコピーを考える上で、
どんな意図でこの商品は生まれたの?
どんな人を相手に売るの?
マーケティングの観点を踏まえた分析が欠かせません。
こうした作業も含まれるんですね。

ほいみんも、2年ほど通っていたでしょうか。
講座ではいろいろなお題が出されました。
「〇〇という商品につけるネーミング」とか、
「〇〇という企画をバズらせるアイデア」とか、
ユニークでとても面白かった。

でも書いても書いても、講師の方の目にはなかなか止まりません。
高い評価を頂けるのは、周りの人ばかり。
なんとしても、俺のコピーを採用してほしい!
そう考えてほいみんなりに工夫を続けました。

平日は仕事を終えた後にマックにこもり、ひたすらコピーを書いたり、
休日には「コピーライター年鑑(というものがあるのです)」を
ひたすら写経したり…
(文字通り、一字一句たがわずに書き写すのが「写経」です)
プロは、何をどう考えてコピーを書いているんだろう。
考え方が知りたくて、
コピーライターの著書によく目を通していました。

中でも衝撃を受けたのが、
山本高史 氏が書かれた
「案本  ユニークなアイディアの提案のための脳内経験」。
いや~これはスゴかった!!
何がスゴイかというと、
商品に対する周りの人の想いやストーリーを
想像力を働かせて頭の中で自由に紡ぎだしていく、のですね。

たとえば、「お味噌汁」を売るコピーを考えるとします。
お味噌汁を飲むと「ホッとする」。
お味噌汁を囲む夕食には「家族の笑顔が広がる」。
昔、作ってくれた「おふくろの味を思い出して泣けてくる」。
想像力を脹らませ、お味噌汁にまつわるストーリーを、
自由自在に考え抜いていくのです。

プロのコピーライターの頭の中は、こうなっているのか!!
圧倒されました。 
いまでも、ほいみんのバイブル的存在です。

試行錯誤を繰り返し、
コピーを書くことに、少しずつ慣れていきました。
そう、コピーを書くには商品のどんな魅力を伝えればいいのか、
考え抜くことがとても大切なんです。
ようやく本題に入りましたが(笑)、
これが「切り口」なんですね。

当時ほいみんは、「60分、60本勝負」なるものに挑戦していました。
60分間で60本のコピーを書くというもの。
単純計算で1分に1本書かなきゃいけない。
(実際にやられた方がいたらおわかりになると思いますが)
めっちゃ大変です(笑)
慣れないうちは、なにしろネタがないですから。
でもこれがよかった。
商品の切り口を考えるクセがついたのです。

切り口で有名なのは、
・「質」
・「量」
・「価格」
・「ブランド」
・「ストーリー」
・「Before After」
・「5W1H」
あたりでしょうか。
これをコミュニケーションに応用していきます。

会話で、いちばん使いやすいのは「5W1H」だと思います。
「彼氏(彼女)ができた~」という話題が出たら、

いつ できたの?(When)
どこで 知り合ったの?(Where)
相手は どんな人なの?(Who)
何を している人なの?(What)
どこが 好きなの?(Why)
どうやって 知り合ったの?(How)

というところですね。
(ただし、決して尋問にはならぬよう(笑)、お気を付けください!)

この記事で何度も触れていますが、
大切なのは感情が動くポイントを捉えて、膨らませること。
相手の心をちょっとでも動かすことがゴールなのですから。
そのために、話題を丁寧に追ってあげてくださいね。
これが、「⑤話題を丁寧に追う」に繋がっていきます。

それでは本日はここまで。
長文にお付き合い頂き、どうもありがとうございました!!

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