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「コミュニケーションが苦手なあなたへ」~HSPが考える、コミュ障のためのがんばらない処方箋 day12~

こんにちは!
ほいみんです。

コミュニケーションの記事も、今回で12回目となりました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

前回のnoteでは…
会話では「ラベリング」が大切だよ~
そのためには主張・理由・結論 の順番で話すと伝わりやすいよ~ と、
おもに「話す」ことについて触れました。

今日も引き続き「話す」ことについて、
自分の経験を交えながらお話をしたいと思います。

初回のnoteでもお伝えをしていますが、
ぼくはHSS型HSPという、ちょっとめんどくさいやつです(笑)
人見知りはしない。
けれど、人一倍、気疲れする。
だから外では楽しそうに振舞っても、家に帰るとドッと疲れてしまう。
とても矛盾した特性を備えているんですね。
(なかなか分かってもらえませんが…)

どんなことに気疲れするの?
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

たとえば、
会話に入れていない人がいると気になるし…
どのタイミングで自分が話せばいいか、とても悩むし…
話を振られたときに、何をどう話せばいいか、
脳内シミュレーションを何回もするし…
(表には出しませんが…)
とにかく心の中であーでもない、こーでもないと、
自分とひたすら格闘しまくってるんですね(笑)

中でも、一番イヤだったのが話が続かないこと。
とにかく沈黙が怖かったんです。
自分の話がつまらないから、おしゃべりが止まってしまう。
会話が止まると、
オレってホント話のつまらないヤツだと思われてだろうな~と、
当時は真剣に考えていました。

このままだと会話が続かない。
どうしよう。
なにか手はないか。
いろいろ考えた末に、
とりあえず自分が色々な話題を振って喋り続ければ、
会話としては成立するよね、という結論に達したのです。
(なんじゃそりゃ、と言われそうですね(笑))

この時点で、もう立派なコミュ障ですね(笑)
いまなら落ち着いて振り返ることができますが、
当時はとにかく必死でした。

話のうまい人を探して、
その人のコミュニケーションの取り方をマネてみよう。
だれかいないかな~と、探していたときに
白羽の矢を(勝手に)立てたのが、
当時、ぼくが所属していたサークルの先輩でした。

とにかく話がうまいうえに
話題が豊富で、人を飽きさせないんですね。
そのうえ、大人数で喋っていても、みなに平等に話題を振ってくれる。
(いまでいう、「噴水話法」ですね)
カッコイイな~ 
こんな先輩のようになりたいな~
素直に憧れました。

よし、この先輩を徹底的にマネしよう!
そう考えたぼくは
話題の振り方、
話の繋げ方、
間の取り方 など
意識して自分の中に取り入れるようにすることにしたのです。

ところが、これがぼくの悲劇の始まりでした(笑)
なぜかって?
コミュニケーションのスタイルが自分とは180度異なる人を
お手本に選んでしまったからです。
(初回のnoteでも触れたように、コミュ力は一種の才能なので…)

その結果、どうなったか?
ぼくは相手の反応にたいして構いもせず、
とにかく目立つように自分のことをアピールしまくるようになりました。
(こうして知らず知らずのうちに、沼にハマりこんでいくことになります)

以前と比べたら、就活などの場で自分をアピールすることは、
確かに上手になりました。
けれど、やっぱり自分は敵わない。
新卒で入った職場で、
そのことをぼくは思い知らされることになります。

営業に配属されただけあって、
周りはコミュニケーションが上手な同期ばかり。
契約もガンガン取っていく。
学生時代に身につけた(と勝手に思っている)
コミュニケーションスタイルをもってしても、太刀打ちできない。
ぼくはどんどん自信を失っていきました。
そうして、ぼくはコミュニケーションの取り方を変えていかざるを
得なくなるのです。

そのあたりはまた次回に。
本日もお読みいただき、ありがとうございました!

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