見出し画像

「いしかわゆき」さんの『書く習慣』が素晴らしかったので、1か月チャレンジを始めたよ!!(^▽^)/ Day24

おはようございます!
今日は朝から
冷えますね……………..
:;((>﹏<๑));:

今日のテーマは
Day23「今日一日にあった印象的なこと」。
とはいえ、
今日はまだ午前中。
事件は、
まだ、
起きていない…
どうしよう…
(;-ω-)ウーン

ググっても
ほいみん の琴線に触れるような出来事は
う~~~む、
見つからない…

どうしよう…
なにか、ないかな…
(-ω-;)ウーン

じゃあ、
「今日一日にあった印象的なこと」
というより
「最近あった印象的なこと」
ということで…w
先日、見た映画についてご紹介しますネ。

瀬々 敬久 監督による
「ラーゲリより愛を込めて」
原作は 辺見 じゅん 氏 による
「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」ですね。

今年も
戦争をテーマに取り上げた
様々な映画を見てきましたが…
圧倒されました。。。
館内からは
すすり泣きの声が
最後まで絶えませんでしたね。
(っω<。)…グスン

舞台はシベリア。
第二次世界大戦 末期、
日ソ中立条約を破棄した当時のソ連が
満洲を占領。
日本人兵士は捕虜として
シベリアの収容所に抑留され、
過酷な労働の日々に
次々と倒れていく。
終戦を迎えても
帰国することすらできない。
果たして
彼らの運命は?

文章で書くと
10行ほどで終わってしまいますが…
「すさまじい」の一言…………………..

思わず
ヴィクトール・E・フランクルが書いた
「夜と霧」を
思い出しました。

主演は二宮 和也 さん。
「山本さん」という
満鉄の一介の職員を
演じておられます。

初めて見たのが
映画「青い炎」でしたが、
まぁ~~~
上手な俳優さんだな、と。

内面から迸るエネルギーが
そのままスクリーンにも
反映されている。
類まれなる演技力を
今回も
遺憾なく発揮されています。

シベリアという
過酷な環境の中で、
日々、労働に駆り出される兵士たち。

食事は朝晩の2回。
それ以外は
働いているか、
寝ているか。

けれど
それだけでは
とてもじゃないですけど、
耐えられませんよね。

ささやかでもいいから
何かしら楽しみを
見つけようとするわけです。
歌を唄ったり、
俳句を作ったり、
野球をしたりする。

しかし
文章を書くのはスパイ容疑で禁止、
人が集まるのは反逆を助長するから禁止、
そういった理由で
ことごとく止めさせられてしまう。

せっかく見つけた希望。
その希望を取り上げられてしまう。
でも、
また別の形で
希望を見出そうとする。
その繰り返しの日々。

そんな彼らにとって
何よりの楽しみは
日本に残してきた
(あるいは先に帰国した)
家族とのやり取り。

許された範囲で
手紙を書くわけですね。
胸躍らせて
返事を待つ日々。

元気にやっている。
お前も身体を大切にしろ。
そんなふうに
返事をもらった兵士は
大喜び。

けれど
待ち構えているのは
希望だけとは限りません。

家族が亡くなったという
悲痛な知らせが、
中には届く者も。

ある上官は
妊娠中の奥さんを日本に残し、
後ろ髪を引かれる想いで
戦地に向かいました。

けれど
もらった返事には
お子さん共々亡くなった、
という知らせが。

絶望した彼は
脱走しようと、
収容所の出口に向かって
歩いていきます。

二宮さん演じる「山本」が
銃殺されそうになる彼を
必死で止めようとするんですね。

「オレには
待っている家族は
もう、いねぇ!!
こんな人生に
意味なんてあるのか!?」
悲痛な叫びを訴える上官。

「それでも
生きなきゃダメなんです!!
生きてさえいれば
必ずそこに
希望があるんです!!」

山本さんは
そう返すんですね。
思わず、ウルッ…
。゚(゚இωஇ゚)゚。

人生の意味を問うことなく、
生きていく上で
避けては通れない課題を、
何としても乗り越えてくれ!
訴えかけている訳ですね。
(それも、戦時という、極限状況の中で…)

なぜ、
市井の人に過ぎない
山本さんという人を
取り上げたのでしょう。

それは
山本さんが
本当の意味で
勇気を備えていたから。。。
ほいみん は
そう思うのです。

山本さんは
妻と出会ったときの歌を唄ったり…
仲間に俳句を教えたり…
野球のボールを毛糸で作ったり…
とにかく
工夫とユーモアを駆使して
収容所の仲間たちを
元気づけていました。
そんな山本さんの姿勢に惹かれ
周りは、彼のファンになっていくのです。
(このことが
ラストの伏線となります)

よく勇気って
悪に立ち向かうイメージが強いと思いますが…
そうではなく、
極限状況に置かれたときに
どんな些細なことでもいいから
希望を見いだすことができるかどうか。
それが勇気の本質なんだろうな。
改めて考えさせられました。

戦争を取り上げている以上、
ハッピーエンドが
決して待っている訳ではありません。

けれど
これは名もなき市井の人が
戦争という最悪の状況下であっても、
勇気を決して失わずに
最後まで貫き続けた物語。
一人でも多くの方に
ご覧になって頂きたいと思います。

それでは、本日はここまで。
ありがとうございました(^▽^)/

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?