法律婚にこだわらない人こそ、結婚相談所を使え〜事実婚、別居婚支援プラン始めました
弁護士運営の結婚相談所Marriage Baristaです。
今日は結婚相談所の常識にチャレンジする新プランについてご紹介します。
その名も「事実婚、別居婚支援プラン」
事実婚、別居婚支援プラン、はじめます
結婚するつもりがない人が入ることが許されない結婚相談所。
では、パートナーは欲しいけれども法律婚は望んでいない方は。結婚相談所を使うことはできるのでしょうか?
正解は、「理屈上はできる」(「理屈上」の意味は後述します。)が現実的には難しい。
その難しい「現実」に立ち向かう人が増えれば結婚相談所の間口はもっと広くなる。
そんな気持ちを応援したい。
として「事実婚、別居婚支援プラン」を作りました。
簡単に言うと
というものです。
なぜ、相談所でも事実婚、別居婚なのか?
結婚はしたいけど、結婚はしたくない人たち
僕が弁護士としての職務経験、あるいはマリグラムカウンセリング(有り難いことに総カウンセリング数300人を突破しました)をした中で、結婚に対する様々な人の「本音」に向き合ってきた中で思ったこと。
そんな一見矛盾した気持ちを抱えている人って少なくない。
生涯にわたり、心の繋がりを感じられるパートナーがほしいから結婚を望む一方で、
と言う方が、マイノリティとして無視できないほどにたくさんいるなーと言う実感を持ちました。
人生にパートナーがほしいという目標に対して、婚姻届を出して家族を作ることだけが唯一の手段なのだろうか?
今の法律婚制度の枠組みができたのは戦後の民法改正のこと。
もうすぐ制度設計としては、築80年になります。
家庭を持つこと、夫を立て、妻が家を守り子供を産み育てることがスタンダードだった1940年代からすれば、
民法で一義的に決められた枠組みはなるほど合理的であったのだろうと思います。
しかし、時代は変わり、生活スタイルの変化や、SNSによってたくさんのプライベートな情報を気軽に手に入れられるようになった時代、そうではない価値観にふれることも当たり前になってきた。
それにより、法律婚で決められた枠組みでは自分らしさを実現できない、と考える人も増えてきた。
昔は天涯孤独の変わり者、なんて言われていたかもしれないけれど、
今の時勢をみると、「変わり者」のレッテルを貼るには、あまりにメジャーな価値観になりすぎたように思います。
あまり大きな声では言えないですが、そもそも法律婚が向いていなかったのではないか?無理に同居しなかった方がよかったのではないか?という夫婦もたくさん見てきました。
これは僕が昨年Xに投げかけたものですが、多くの方に「こういうのでいいんだよ」、というようなレビューをいただきました。
その中で、結婚相談所仲人の僕が考えてきたのは、
結婚相談所は、そのニーズの受け皿になり得るのか?
ということ。
そんな他の婚活ツールにはない魅力を持つ結婚相談所は、非法律婚希望の受け皿になり得るのか?
答えは、「使い方次第」だと思います。
冒頭に言及した通り、「理屈上はできる」が、現実的にはまだまだ難しさ伴う。
「理屈上できる」とは?
現に当相談所が加盟しているIBJのルールによれば、成婚退会は、「プロポーズ時」
その後、実際に入籍するのか、同居するのかは成婚の条件になっていません。
つまり、理屈上は、非法律婚を望みパートナーと成婚することも可能です。
実情は?
他方で、
やっぱりなかなか見つからない、
地方の方だと苦戦したので、首都圏も含めて探した、とか
また、法律婚を希望する立場からは、真剣交際になってから突然お相手から入籍を希望しない、事実婚を希望するという話をされて、困惑して破談になった、という話も聞きました。
やはり、結婚相談所で活動されている方の大半は、その先に入籍した法律婚を望んでいる方々であることであることは否定できず、
少数の事例をもって、「ラクにできるよ!」と言いづらい側面もあります。
でも、こんなに優秀なサービスがあるのに旧態然とした価値観がはびこって、事実婚や別居婚を希望する人たちの婚活ツールとして活用されていないのは本当にもったいない。
相談所で内心で非法律婚を望む方は確実にいる一方で、自ら主張するには抵抗がある。
そんな空気だって、誰かが勇気を出して声を出すことで、同じ感覚の人達が惹かれ合い、
成婚実績を作る、この実績が一般化していけば、
結婚相談所の間口は、多様性を持ち、より広がっていくのではないかと。
だから僕も身を切る。それが、このプランです。
事実婚、別居婚支援プランの概要
料金案内
現在のMarriage Baristaのプランは以下のとおりです。
今回の事実婚、別居婚支援プランは、
初期費用を低廉にする分、マリグラムpro+などは別料金になりますが、
基礎講義、プロフィール作成セッションや、成婚までのサポートは他のプランと手を抜かずにやります。
しかも、母体が法律事務所なので、非法律婚だからこそ作っておいた方がいい婚前合意書や遺言書の相談ができます。
その相談は文面の相談はさることながら、文書作成の必要性などについて、どう説明していくか、どう決めていくかというところまでサポートしていきます。このあたりは、通常業務で婚約合意書の作成などを行っているところの知見とノウハウと同じものを提供致します(差をつけられるものではありませんしね)。
婚前合意書や遺言書を作成する場合
個人的には法律婚を選択しないのであれば、絶対に公正証書で合意書を作っておくことをお勧めします。
紛争防止もありますが、公正証書の場合、公証人役場で一定期間保管をしてくれる、と言うのが、婚姻届代わりとしてのバリューがあるのではないでしょうか。
婚姻届が法務局で27年保管されている一方で、公正証書も基本的には20年は保管されます(遺言書はもっと長い)。
仮に婚前合意書や遺言書を作成する場合、
通常であれば弁護士への依頼費用は、安くてもそれぞれ10万円〜かかります。
実際に作る段になり、まるっとおまかせされる場合には費用をいただきますが、書面のご依頼をしない場合でも
当相談所であれば、婚活中から婚前契約や事実婚後に必要な動き方を知ることができる
と言うことは大きなアドバンテージであると自負しています。
結婚相談所が、多くの人のためのものになれば、世の中はもっとよくなる
ぼくはそう信じています。
事実婚や別居婚がいいけど、
「結婚」相談所である以上、そういった気持ちを表向きは隠しつつ、信頼関係を築いた上で、希望を打ち明けるしかない。
でも、できることなら、事実婚や別居婚を希望する声を出している人を見つけたい。そう言う人がいたら、「実は私も」って願い出たい。
今の日本では、まだまだそんな人たちばかり。
なので、僕は、それなら自分から声を出してみていいんじゃないか?って思う。
それに対して、熱意と知識でサポートしていきたい。お客様の望む結婚のために、そして僕自身の社会的意義が仕事の実現のために、一緒に頑張ってくれる人に向けて精一杯のバリューを提供します。
僕と一緒に頑張ってくれる、本気で事実婚を望む人を探しています。
最初から、オーダーメイドの結婚について話し合うことができれば、よりご自身の人生にとって満足度の高い成婚を実現できる。
そんな人たちが増えることで、より結婚は自由になれる。
と確信しています。
細かい条件については、ぜひ一度お問い合わせください。
お問い合わせはこちらから
https://forms.gle/omqHyRSDTsuPRds86
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