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#12 「デザイン」と向き合う

六本木の 21_21 DESIGN SIGHT で行われている企画展「もじ イメージ Graphic展」に足を運びました。

印象に残っているのは、特徴的な表紙の本が壁にずらっと並んでいるところ。
私は結構、本を表紙買いするタイプです。noteでたびたび話題に出している千早茜さんにはまったのも、「透明な夜の香り」の繊細な表紙に惹かれたのがきっかけ。
本屋さんでは面陳されている本って本当に一握りだから、置かれたすべての本が面陳されているみたいで興奮しました。
表紙買いならぬ、表紙読みって感じでした。


一番学びになったのは、
「奇抜なものだけがデザインではない」
ということ。
インターネットやソフトの大衆化により誰でも高度なデザインをつくれるようになり、今の世の中は魅力的なデザインで溢れています。だからこそ、デザインスキルが社会人に必要不可欠だと言われたり、数あるものの中から消費者の目を引くものを作らなければならないと必死になっていたりします。
しかし、そうやってプロの手によって作り出されたものだけに限らず、身の回りにあふれるものすべてがデザインなのだと気付かされました。
だからこそ、小学校の図工の時間の気持ちを思い出して、もっと創造することを純粋に楽しめるようになりたいですね。
……図工も美術も好きではありませんでしたが。

少しわかりづらいですが、「文字」の形の針金アート
「へいわとせんそう」を描かれたnoritakeさんの絵。
アニメ作品や「いらすとや」など、普通美術館等では見ないような身近なものも。
文房具って、特に効果的なデザインを活かしやすい物だと個人的には思っています。

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