【中小企業診断士】活躍する独立診断士から学ぶ9:独立に反対する人がいなかった診断士
地域の中小企業診断士専門家チーム【ティフ研】の活動紹介ログです。
本稿は独立して活躍する地域有識者からの学びの要点をお伝えします。
今回は企業内診断士歴の長かったが現在独立されご活躍の埼玉県協会理事加藤先生にお越し頂き、以下3つの視点を中心に内容をご紹介します。
★地域識者研究シリーズ前回はこちら★
(1)今のお仕事の活動内容や実態
企業勤めをする傍ら、診断士取得後は埼玉県中小企業診断協会に所属し、県協会が運営する各種講座を受講したり、企業内診断士の会(Pockyの会)を運営したり、企業内診断士として活動していた。
現在は独立して県のプロフェッショナル人材戦略拠点での支援などを主に担当している。県協会由来あるいは個人由来案件も担当したりしている。
将来的には顧問契約をとれるようになり、事業者様と経営コンサルタントとして長いスパンで事業をご支援できるようになりたいと考えている。
★埼玉県協会Pockyの会殿との交流はこちら★
(2)今のお仕事をしようと思ったきっかけや転機
元々独立志向があったり独立の準備をしていたりというわけではない。ただ、自分の周りの診断士が続々と年5人くらい独立していった。
その内、自分はいつ頃独立するのか、と問われるようになった。最初はその気はなかったが、周りの環境から徐々にその気になるようになった。
独立を考え始めて周りに話をし始めても、周りに自分の独立を反対する人がいなかった。その流れで独立を決めた。独立するなら記念の年にと、2020年のオリンピックイアーにと定め独立した。
(3)今のお仕事に至るまでの道のりや苦労
診断士資格を取得するところで苦労していた。何度も諦めようと思ったこともあったが、勉強していた仲間の存在などもあり何とか取得できた。
資格取得後も独立する予定はなかったが、協会からの各種講座やお仕事で自分が興味のあるものを無理のない範囲で受けていた。結果的に、この経験が独立するとなった時に役立つこととなった。
独立すると当時コロナ流行時期で診断士の仕事が通常とは異なる様相であった。そのような中で日々苦労もあったが、周りに支えられて独立後も何とか続けられてきており日々感謝である。
★当日の風景は研究会インスタでも掲載★
以上。