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絶対に落ちないAO入試・総合型選抜


最近では、従来の100%のペーパーテストの一般選抜という形式に比べて、総合型選抜(=旧AO入試)の需要が急激に高まっています。あの名門大学である早稲田大学でさえ将来的には総合型選抜の割合をもっと増加させると宣言しています。そのほか、国公立、私立大学問わずに総合型選抜方式も多くなっています。それに伴ってAO入試受験者数も増えているのは自明です。

その理由として、第一に、筆記試験だけでは図ることのできない能力のある人間を大学側も欲しがっているということが挙げられます。

そもそも総合型選抜というのは、受験勉強では基本必要でない試験を課されます。例えば、面接試験、口頭試問(専門的な知識を用いた質問)、ディスカッション、プレゼンテーション、小論文、志望理由書などなど、バラエティーに富んでいますよね。特に医学部などでは、医療に関する知識があっても、他人とのコミュニケーションが取れなかった場合、医者として仕事をまともにこなせるかと言われれば、難しいです。そのためにも総合型選抜は非常に効果的な試験だと思います。

それに近年では、どこの大学でもグローバルな人間を養いたいという傾向が強いです。だから英語の外部資格を利用した、英語能力に長けた生徒を合格させたいという思いも年々高まってきています。それはグローバル学部や外国語学部だけでなく全ての学部に共通すると言えます。


総合型選抜のメリットとデメリット

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【メリット】

・勉強以外の方法で受験ができる

・自分の長所を活かせる

・どこの大学もわんちゃん合格が狙える

・受験が早く終わる

・これまでの経験が役立つ

留学経験をされた方、ボランティアをしたりコンテストで受賞したりした方などはどんどんアピールしていきましょう!ただ、ここで覚えておいて欲しいのは、総合型選抜はその実績だけあれば合格する!という甘い試験ではありません。そこから何を学んだのか、次はどのようにつなげていくのか、明確でなければなりません



【デメリット】

・一般入試と違って、全ての努力が報われるかはわからない

・推薦だと楽だと思われる

総合型選抜の醍醐味といえば、1つに、そう、本番で何が起きるかわからないということです。笑 面接があるところがほとんどだと思いますが、面接官はその大学の教授であることが多いです。そして、本当にヤバいです。僕もずっと前から何を質問されても答えられるように準備していましたが、予想外の質問がほとんどでした。それに、合格基準が不明確なことが多いことも不安要素ですよね、、 2つ目である一般受験生から『楽だ』と思われることが多いことです。しかし、これは大きな間違いです。一般的に、AO受験生は一般受験が難しいと言われていますが、その逆も然り。十人十色、みんないろんな長所があります。勉強が得意な子もいれば、ほかの技能に優れた子もいます。一番大事なのは大学に入学してからです🐽




試験内容別の絶対に落ちない心がけ

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試験内容といっても数がが未知数ありますので今回はメジャーな試験内容を3つに絞ってお話しさせていただきます!


,志望理由書

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総合型選抜では一次試験、二時試験というように二つに分けられることが多いです。一次試験に合格しなければスタート地点にすら立てない状況になるますよね、それでは困ります。でもこれさえしっかり整えいれば絶対に落ちません。これまで自分のものも含め、たくさんの合格者の志望理由書を見てきましたが、全てに共通します。

・大学のアドミッションポリシーとマッチングしている

・入学後の計画が明確

・志望理由が具体的

・将来を見据えている

(・経験談があるとなお良い)

これらの点を相手にわかりやすく伝えれば確実に一次試験は合格します。

↓1つ1つ説明しますね

大学のアドミッションポリシーとマッチングすることが何より大事だとおもています。マッチングとは、単純にその大学が自分を求めているかということです。どれだけ上手な文章が書けていても、そこの大学とマッチングしなければ合格は難しいと思います。まずは行きたい大学のホームページを見て、どのような人材を求めているのかを確認しましょう。合っていなかったら意地でも合わせてみましょう!それでも難しいなら志望校をマッチングしているものに変えてみるというのもいい選択だと思います。
入学後の計画とは、入学後に何がしたいのか、どのようなプログラムや授業、教授のもとに参加したいか、など具体的なプログラムの名前を調べ自分が本当に興味があるのか確かめましょう。そのためにはその大学について深く知ることが大事です。
志望理由書は絶対に具体的に書きましょう。例えば、留学したので英語に興味を持った、と書くのではなく、留学中に、言語学者の先生に英語の語源をたくさん教えてもらい、そこから言語学者になりたいと思いました。そこで、この大学にある言語学〇〇プログラムで、〇〇を学びたい。と書く方が読む側にとっても簡単に想像することができますよね。
将来もしっかり見据えましょう!笑 将来何になりたいのかを先に考えると、そこから今自分は何をすべきかということに繋がり、逆算することができるので、将来を明確にすると志望理由書はとても書きやすいです。
最後に、経験がある方が説得力が大きいので、あれば書いていただいた方がお得ですね、しかしない方も多いと思うのでこの経験談はプラスアルファーでも構いません。ただし嘘の経験は絶対に書いてはいけません。面接の試験で聞かれるかもしれないので話を少し盛るくらいにしましょう!笑




2,小論文

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AO入試受験生が一番手こずるのは小論文であると思います。普通に自分の思いを書くだけではいけないという、論理性を求められる文章を書く力を身につけるためには練習が必要です。小論文は基本的に試験当日にお題を出されて時間制限以内に文章を読み、その応答を小論文にして書くという形式です。

課題の内容として多いのは学部によって異なりますが、グローバル問題や教育、福祉、差別、労働、経済、環境、地域問題、など多岐にわたってしまうのが厄介なところですよね。ここで小論文の対策を伝えるのは厳しいので、今回は小論文の勉強に超オススメな参考書兼問題集をひとつ紹介させてください!!

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僕もこの中にあったお題に似たようなものが本番の小論文でも出てびっくりでした笑 これは「基礎編」ですが、それ以外にもいろいろな分野のものが販売されているので自分が受験する学部に合わせて練習するのがいいかもしれません。





3,面接、口頭試門

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僕は面接が不安で不安で仕方ありませんでした、、一ヶ月前から準備していても遅かったくらいだと思っています。大学によって時間もバラバラで、10分で終わるところもあれば30分のところもあって、面接の中にも種類があります。志望理由書から問われることが多いですが、僕の場合は違っていました笑 他にも英語での面接、プレゼンを課される面接、教授とディスカッションしなければいけないものなど、予測不能。。。

でもテクニックはしっかりあります!これができて質問に7割くらい答えていれば受かると思います!!

目を見て話す、ハキハキ話すなどはみなさんすでにご存知でしょうから割愛させていただきますね。



面接テクニックその①

自分の挫折を伝えるべし


そもそも大学は完璧な生徒なんて初めから求めていません。僕も面接でうまく答えられなかったこともありましたが、それでも合格しました。

その理由としてあげられるのはやっぱり挫折経験ではないかと思います。上手くは言えませんが、挫折をしたことのある人はなぜか強いものですよね。だから自分の失敗談、そしてそこから何を学んだかを面接中に仕込むことができる人は本当に強いです。ちなみに僕の場合は、コロナ禍での留学についてお話ししました。




面接テクニックその②

強い印象を与えるべし


他にもいるたくさんのライバルから一目置くために大事なのが面接官に印象を与えることです。特技、趣味が少し変わっているという人はアピールのチャンスなんじゃないでしょうか?中には一発ギャグをした人もいるみたいですよ笑

面接官もに人間ですので、最終的には『こんな子が授業にいてくれたな』と思わせれば合格間違いないですよね。そのためにもいい意味で相手に強い印象を残しましょう!




面接テクニックその③

面接官とキャッチボールをするべし


多くの人が面接は質問されて答えればいいと思っています。それはあながち間違いではないのですが、実際一問一答のようなテストではありません。質問をされてそれに答えれば再びその答えを深く追求されることもあります。

僕の場合はひとつの質問から始まって4回くらいのキャッチボールを交わしました。そのくらい自分の答えた土台がしっかりしていなければいけません。だからできるだけ志望理由書を読み込んで自分で自分の文章の内容理解を深めていくことが大事です!



【まとめ】

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総合型選抜において、もっとも大事なのは自分がそこに行きたいという強い気持ちです。その気持ちがあってこそ、将来の夢が明確であって、必然的に志望理由も明確になるわけです。

上部だけの気持ちではすぐに大学側にバレてしまいますので、本当にその大学に行きたいと思う人は総合型選抜にとても向いていると思います。それに何か他の人とは違う経験をした方もとても強みになるのでぜひ受験していただきたいです。ここまででくどいようですが、合格の秘訣として


「明確であること」  「意志の強さ」

が不可欠だと思います!!

aとして【最新版】僕が実際に難関大学に提出し、合格した志望理由書や自己紹介書などの書類を載せたいと思います。ただ、恥ずかしさもあって、有料にしています。。。

⭐️ 内容としては、志望理由書(約1000字)、自己紹介書(約500字)、自己分析書(約500字)、活動経験(約400字)の4点になります。

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