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【フィルムカメラで魚眼レンズ】 TTArtisan 11mm F2.8 Mマウント 作例



レンズについて

メーカー TTArtisan
名称 11mm F2.8 Mマウント
備考 魚眼レンズ

超広角フィルム用魚眼レンズ

使う前の印象

フィルムカメラで使える超広角魚眼レンズ。
絶対たのしい。
LMEA7と組み合わせたらオートフォーカス使えるやん。
クロップしたら16mmの超広角レンズとして使える。

使ってみて

何が撮れるか予測不能。
特殊なレンズだけど、高解像度。

気になる点

レンズキャップを外し忘れる事案連発。
フィルターをつけられない。
外したままの運用は傷つけそうでできない。
フィルムのレンジファインダーには不向きな気がする。

スタイル


レンジファインダーのライカM4-2に合わせた状態。
レンズはレンジファインダー機にしてはやや大きくコンパクトとは言えない大きさ。
だが、カッコ悪いという印象はない。

11mmのファインダーがなくどんなふうに撮れるのか全く想像がつかない。
写真で取り付けているのは21mmのファインダー

出目金レンズであり、扱いには慎重になる。
撮影時、移動時問わずどう持ち運ぶかが一番の課題かもしれない。


作例1

使ってみて。
楽しいレンズではある。
思ってもいないものが撮れるし、魚眼の歪みもおもしろい。

被写体に対して水平に撮れば擬似的に超広角レンズのようにも使える。
また、フィルムで使うとするのなら解像力も申し分なく描写の甘さを感じない。

背の高い建物がない状態で分割構図で撮影すれば超広角レンズのように映る。
縦の場合。

今までにないものを撮ってみたいと考えている方にはもってこいなレンズだ。

その一方で気になることも多かった。
前玉が飛び出していてフィルターをつけられないために、撮影中の持ち運びに難儀した。
レンジファインダーはレンズキャップをしたまま撮影してしまうことがあるのだが、今回のレンズは傷を気にしてレンズキャップの取り外しが多かった。

フィルターをつけられるレンズでは、レンズキャップの取り外し忘れを防ぐためにそもそもキャップをつけないで運用しているのだが、この出目金レンズはそうはいかない。その都度つけて外してをしないと傷ついてしまうのではないかと心配になる。
そのためにさっと撮影しようとした時には取り外すのを忘れたことも多かった。
ここが個人的に一番のマイナスポイントだった。これは使いにくい。

この部分が許容できるのなら他の人は滅多に使わないのでアイデンティティを出せるかもしれない。

個人的に撮ってみたいものは色々あったが傷が気になって使う気にならなくなった。
フィルム魚眼ポトレは面白そうだったのだが、チキンな私には実行する勇気が出ない。
誰か代わりにやってほしい。


作例2

手堅く使うのならやはり広くて大きい建物だろうか。

めっちゃ背伸びして撮影した一枚。


これは個人的に好きな一枚。独特な建物のためかあまり魚眼らしさを感じない。
魚眼らしさを感じる一枚。
魚眼でフィッシュボーン撮影。
やはりかなり広い範囲が映る。

奇想天外な絵を求めている方におすすめ。


以上です
ありがとうございました。


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