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07. 「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」

みなさんこんにちは。今日もお疲れさまです!
ぴぴです。

今日は本の回です!

なんだか長いタイトル、、と思いつつも、
ドラマ「だが、情熱はある」のオードリー若林さんの考え方にはっとさせられる部分が多かったので、読んでみることにしました。

読み進めると、まるで自分がその場所に立っているかのような生きた表現に、どんどん惹きこまれていきました。

私は思い立ってもあれやこれや考えて、なかなか行動に移せないタイプです。なので、「キューバに行きたい!」という思いで導かれるように本当にキューバへ一人で行った若林さんには感銘を受けるばかりです。

そして現地で見聞きするものすべてに対して、自身の内側で沸き起こる正直な(時にブラックな)感情を文章にしてくれているのですから、読んでいてワクワクが止まりません。

書きたいことは山ほどあるのですが、この本を通して2点決めたことがあります。まず1つ目は、

学びたいという強い自発的な意志で、学びたいことを学ぼう。

です。若林さんは、家庭教師(正確にはカフェ教師?)を雇い、ニュースをわかりやすく解説してもらったり、疑問に答えてもらったりしていたそうです。

義務教育、高校を通して学んだことは、知らず知らずのうちに自分の知識として蓄えられていたことに最近気づき始めました。しかし、私の場合、自分が学びたいことを学ぶ場であるはずの大学の授業さえも、自分の単位稼ぎに過ぎないことが多かったように思います。"優"や"秀"の並ぶ成績表を見て、自己満足をする。他者からも、「優秀だよね」と認められて、自己肯定感をあげていく。

じゃあ、私は大学で何を学んだのか。

...。答えられない。ただ卒業めがけてがむしゃらに単位稼ぎに励んでいたのかもしれません。と、明確に気づいたのは大学4年生。気づいたからといって、これがやりたい!と強い意志をもって思えることがあるわけではありません。ですが、これから先、自らの意志で学びたいことに出会えたときには、お金を惜しまず、学ぼうと思うのです。たとえそれが40代を超えていた時であっても。


2つ目は、

海外に行こう。

です。あれこれ考えて行動せずに終わる前に、とりあえずやってみよう、と思うのです。私は、HSP気質で、何かを始めるときには事前に準備に準備を重ねて、石橋なんて何百回たたいているか分からないぐらいです。ですが、この本を通して、失敗も大いにありだと思えました。寧ろそれが自分の経験値を少しずつ上げることに繋がるのですから、失敗ではなく、経験の一つと数えるのが適切なのかもしれません。だからこそ、この夏は思い切って海外に飛び出してみようと思います。私という殻を破って、いっぱい予想外のことに出会ってきます。

さてさて、まだ途中までしか読み進めれていないこの本ですが、私のなかで、お気に入りの本に登録されるのは不可避なようです。長いタイトルの秀逸さにも、78ページ目で早くも気づかされました。

最後におまけですが、裏の解説をDJ松永さんが書かれている点も、「だが、情熱はある」ファンにとっては見逃せないポイントです!

今日もみなさんに小さな幸せが訪れますように。