1つの交通事故が2つの家族を交差させる奇跡が感動的な『ライフ・イットセルフ未来に続く物語』

2019年公開映画200本中50位。
(年間鑑賞本数目標達成ですw)

これはいい映画だった。・゜・(ノД`)・゜・。
親子や恋人の繋がりに焦点を当てた映画に弱い人は
きっと泣いてしまうだろうな。

遠く離れた縁もゆかりもない2つの家族の運命が、
ある交通事故をきっかけに交差し、
思いもよらない形に繋がっていく
親子三世代にわたる感動のヒューマンドラマ。

最初にオスカー・アイザックと
オリヴィア・ワイルドのエピソードから始まるんだけど、
なぜかサミュエル・L・ジャクソンのナレーションで
「ヒーローとは」みたいな話を始めるから、一瞬理解に困るんだよね。
はて、何の話だろうかって。
(まあ、本題にはあんまり関係ないんだけどw)

でも、だんだん登場人物の背景や人間関係に言及するようになっていって、すごくロマンチックというか、
人の運命って面白いなと思える展開になってくるんだ。

2つの家族が「実はあの日あのときあの場所にいました」
っていう偶然と、その2つの家族が、親から子へ、子から孫へ、
ってドラマが繋がっていく奇跡が、
観ていて「おおおお!そこそうなるのか!」
っていう驚きと感動を呼び起こす。

確かにね、たくさん映画や小説を読んでいる人なら予想つく展開だし、
この映画のメッセージも
「人生辛いこともあるけどがんばって生きて愛をつかもう」的な、
よくあるものではあるんだけれど、
それでもこの映画を面白いと思う理由は、
やっぱり、縁もゆかりもない遠く離れた2つの家族が、
運命で引き寄せられるかのように
だんだん近づいていく過程の奇跡感だと思うんだよね。

確率はとてつもなく低いだろうけど、
世の中探せばこの映画のように、
自分の両親や祖父母の出会いをたどって行った先に、
びっくりするような繋がりがあるかもしれない。

そう考えると、この現実的な世界も、
ちょっとはワクワクするものになるかも。

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