ロッククライミング・パニック・サバイバル映画『EXIT』
2019年公開映画214本中80位。
ロッククライミングのパニック映画とでも言うべきか。
高所恐怖症の人にはなかなか心臓に悪い映画かもしれないww
韓国のとある都心部に突如原因不明の有毒ガスが撒き散らされる。
吸うと呼吸困難と皮膚の炎症が起き、
命の危険もあるということで、街中は大パニックに。
徐々に上昇してくるガスから逃げるため、
主人公とヒロインは山岳部での経験を生かして、
高層ビルを命綱なしで飛び回る決死の大脱出劇。
この映画のウリはなんといっても
ロッククライミングアクションだろう。
どんどんガスが上に来るから、下に降りることはできず、
常に高いところにいる必要があるんだよね。
だから、みんなビルの屋上に向かうんだけど、
扉に鍵がかかって外に出れない。
そのため、主人公が生身の体でビルの壁をよじ登り、
外からドアを開けるというかなりハードモードな展開。
9月に観た『フリーソロ』にも似ているけど、
こっちは岩山じゃなくてビルだからね、
余計にリアルなんだよ。。。
掴んだところが崩れて落ちそうになったときは、
隣の人も「ひゃっ!」って思わず声出ちゃうぐらいには
かなり緊迫した雰囲気でした。
まあ、あんなに中低層のビルがひしめき合ってるからこそ、
実現できたことだとは思う。
これが東京だったら、、、まず無理だね。
高層ビルは間が空きすぎているし、
繁華街のごちゃごちゃしているところなら何とかできそうだけど、、、
エリアが狭いから、すぐにガスで充満しちゃいそう。
『新感染』の次に見るべきサバイバル・パニック映画はこれだ!
と言われて観に来たけど、韓国映画のこういう系は面白いね。
なんだろう、韓国語って早口になるだけで
緊迫感出てるように感じるから相性いいのかな。
ちなみに、パニックだけでなく、
ちょっとラブコメみたいなところもあって笑えるのもいいポイント。
そういえば、邦画ってあんまりパニック映画ないよなー。
最近だと『カメラを止めるな!』ぐらい?
まあ、今日の映画みたいなあのスピード感はなかなか実現できなそう(笑)
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