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尊く誇り高き煉獄さんに涙を流す以外の選択肢がなかった『劇場版 「鬼滅の刃」無限列車編』

【基本情報】

製作年:2020年
製作国:日本
 配給:東宝、アニプレックス

【個人的順位】

鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:8/149
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

【あらすじ】

蝶屋敷での修行を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、「無限列車」に到着する。そこでは、短期間のうちに40人以上もの人が行方不明になっているという。

禰󠄀豆子を連れた炭治郎、善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である"柱"のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、鬼に立ち向かっていく。

【感想】

おそらく世界最速の回だと思いますが、朝7時からキメてきました。そして、今日1日分の涙を出し切りました。。。。・゜・(ノД`)・゜・。嗚呼、尊い。。。誇り高い。。。僕たちは煉獄杏寿郎という名を決して忘れはしないでしょう。

これは、原作やアニメを観てから行った方がいいと思います。その方が100万倍楽しめると思います。以前、『妖怪人間ベラ』や『映像研には手を出すな!』において、「他メディアでも先行して展開している作品はそっちを先に観た方がいい」と身をもって体感したので、原作漫画はもともと読んでいたのですが、改めて今回のエピソードのところまで読み直し、テレビアニメも観ました。この1週間、全集中の鬼滅づくしです。なので、僕は相当整った状態で本日を迎えたわけです(笑)

それでいて、今回このお話はある意味ずるいです。だって、原作で一番泣くところを、テレビアニメからの続きで劇場公開ですからね。。。もう泣くしか選択肢がなかったです。。。

個人的には、原作は面白いとは思うものの、正直世間で騒がれるほどかなーって思っていて、テレビアニメも善逸がやかましいなと思うことが多く、「いや、アリだけど、なんというか、んん、、、」と引っかかる部分があったんですよ。ただ、この映画はね、もう全部凌駕してました。

それもこれも煉獄杏寿郎という人物の尊さと誇り高さゆえ。「まばたきしたことありますか?」ってぐらいのギョロ目に初めて見たときは、「この人絶対性格悪いだろ」としか思っていなかったのですが、戦闘能力の高さ、闘気の大きさ、そして、後輩のために盾になることを厭わず、誰一人として死なせないという意志と覚悟の強さは、本当に心から尊敬できる人柄です。まさに、理想の上司・先輩にふさわしい。

さらに、アニメになったことで、彼の刀さばきや終盤の猗窩座との壮絶なバトルがものすごくかっこよくて、身動きひとつ取れないぐらいの大迫力に鳥肌が立ちました。

主題歌もすごく好きなんですよね。サビが好きなメロディーラインになってて、予告で初めて聴いたときから好きでした。昔から聴きなじんだ感じがして。

声優さんについても思うところがあります。魘夢ってイメージとしては石田彰の声が合う気がしてたんですけど、意外にも彼は猗窩座の声でした。しかも、『鬼滅の刃』ってアニメだとセフィロスとクラウドもいるので、完全に俺得な作品なんですよね(笑)

いやー、それにしてもいい映画でした。漫画原作のアニメの劇場版って、完全新作のオリジナルストーリーってことが多いですが、やっぱり原作通りの話の方が積もる想いもあるし、こっちの方が断然楽しめますね!

煉獄さん、、、思い出しただけでも涙が出てきます。。。。・゜・(ノД`)・゜・。


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