設定がちょっと『幽☆遊☆白書』を思わせる『サヨナラまでの30分』

鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:14/14
感動😭:★☆☆☆☆
 歌🎤:★★★☆☆
青春🌸:★★☆☆☆

まあ、何がびっくりって牧瀬里穂ですよ。大学生の娘を持つ母親って。
ついこの前までJR東海のCMに出ていた気がしますけど。で、その娘役ってのが20歳の久保田紗友なんですが、当時の牧瀬里穂とほぼ同じ年っていう時の流れに呆然です。そりゃ雨も夜更けすぎに雪へと変わりますよね。

【どんな映画?】

青春バンド映画です。事故で亡くなったボーカルのアキ(新田真剣佑)。1年後、彼が持っていたカセットテープを颯太(北村匠海)が拾ったのが事の始まりです。そのカセットテープが流れる30分の間だけ、2人は体を入れ替えることができるという設定。

【感想】

生前のバンド活動や仲間に未練がある陽キャのアキと、音楽がやりたいのにそれを押し殺して就職活動に勤しむ陰キャの颯太。180度性格の異なる2人が、お互いの欠点を補い合いつつ、音楽を通じて成長していくっていう流れには青春を感じました。

新田真剣佑は相変わらずカッコイイし、北村匠海は実際にDISH//というバンドのボーカルもやっているので歌も上手でした。当然、最初と最後では、2人ともしっかり変化が起こっているので、そこは見どころかなって思います。

が、バンド活動がメインではあるにも関わらず、上記2人以外が薄すぎるのがちょっと気になります。。。
清原翔に上杉柊平、葉山奨之のという旬な若手イケメンを起用しているにも関わらず、どんな人柄かもわからないまま話が進んでいくので、かなりもったいない感ありました。
もっとこの人たちを活躍させてもよかったのになーって。

しかも、清原翔と上杉柊平は遠目だとそっくりに見える(共に身長185cm、パーマ、同じ系統の顔)ので、キャラかぶりの印象が強かったかな。。。

でも、久保田紗友はべらぼうにかわいかったです。。。映画でこういう青春系のものに出るのはあんまりなかったと思うので、スクリーンで見れてよかったです(←ただのファンw)

ちなみに、日本の音楽系映画って、バンドに寄りがちかなって思うのは僕だけでしょうか。洋画だと、この前の『ティーンスピリット』みたいにピンで歌手を目指す人もいれば、ミュージカル映画もたくさんあるし、それに比べると日本ってバンドという形式が多すぎるんじゃないかって気もします。

歌唱力のある役者さんがいないっていうことなのでしょうか。。。


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