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#2『バジーノイズ』(2024)

※ネタバレ注意

こんにちは、まーみんです。
今回は、『バジーノイズ』を観にいってきました♪
原作はビックコミックスピリッツにて2020年まで連載された、むつき潤氏の「バジーノイズ」。大人気ドラマ「silent」の風間太樹監督が監督ということもあり、楽しみにしていました♪




あらすじ

❛❛何もいらない。頭の中に流れる音を、形にできればそれでいい。
そう思っていた清澄は、好きなこともやりたいこともなく、他人の「いいね」だけを追いかけてきた潮に出会う。
「寂しくって、あったかい」清澄の音楽に初めて心を震わせた潮は、たくさんの人にそれを届けたいと、SNSでバズらせる。
潮に導かれバンドを組んだ清澄が、仲間と音を創り出す喜びに目覚めた時、突然、潮が姿を消す。
心に開いた空洞に、どう対処していいか分からない清澄を、音楽はさらに新たな道へと導こうとしていた──。❜❜

公式より引用

キャスト

監督:風間太樹
出演:清澄(川西拓実(JO1))
   潮(桜田ひより)
   航太郎(井之脇海)
   陸(柳俊太郎)
   岬(円井わん)

感想


聴覚的、視覚的にも楽しめる青春音映画

音楽をテーマにした映画のため、聴覚的に楽しめるのはもちろんですが、全体的に青を基調としたシーンが多く、美しい映像で視覚的にも楽しめます。azurというバンド名にも繋がる大事な色です。

人と人との繋がり

一人が好きで、人と関わらない生活を送っていた清澄が潮と出会うことで人と関りはじめます。人との関わり合いを通して、いろんな経験をした清澄は成長し、世界が広がっていきます。一人は楽なのかもしれませんが、人との関り合いはそれ以上の大切なものがあります。その素晴らしさを気づかせてくれます。

清澄と潮のすれ違う感情

自分が居なくても笑顔になる清澄を見て、もう自分は必要ないと思った潮。そんな潮は、ある日、清澄の前から突然姿を消します。ずっとそばで応援してくれていた潮を失った清澄は、また一人でいることを選択しまいます。すれ違う二人の想いに目が離せませんでした。最初に窓ガラスを割って距離を詰めた潮に対するアンサーとして最後は清澄から扉を開けて距離を詰める。劇中で出てくる「ふたりよがり」という言葉も、二人がそれぞれのタイミングで放った「関わらせて欲しい」という言葉も凄くいい言葉だなって思いました。

鑑賞後も鳴り止まない音楽

心地よい音楽が、鑑賞が終わった後も頭の中に流れていました。
シーンごとの感情も音に表されていた感じ。音、音楽が素敵な映画。
最初は一人で鳴らしていた音楽にベースやドラムが乗って
音がどんどん進化していく様は鳥肌ものでした。

もう一度、聴きたい、観たい、そう思える映画でした。
それではまたね。



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