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TOEIC865取って感じたーTOEICを受験すると英語が話せなくなる理由。

こんにちは、まーりんです。


皆さんはTOEICの試験を受けたことがありますか?

実際に、2020年には170万人が受験しており、そのうち9割に当たる153万人がL&Rの試験を受験しています。


これだけ多くの人が受けているのは、それだけ有利な資格としても捉えられるからなのですが、

TOEICに関して、日本人の90%以上が知らない事実があります。


それは、TOEICを受験すると英語が話せなくなるということです。


詳しく言うと、


TOEICを受けるとスピーキング力が下がります。


✔毎日TOEICを勉強することが習慣になっている。

✔TOEICで600点あるのにさらに高い点数を目指している。

✔参考書や対策本を2冊以上持っている。


↑ は気づかないうちにTOEICに依存して、スピーキング力を下げている証拠なので、


なぜTOEIC受験がスピーキング力を低下させるのか

をぜひ知っていただき、今後の英語学習に生かしていただきたいです。


「英語を話せるようになりたい」、そう思っている方は、

必ず、最後まで読んでください。



TOEICを受験すると英語が話せなくなる3つの理由。



理由は3つあります。


①TOEICにしか時間を使わない。


そもそも社会人で勉強をしている方の中で、英語を学ぶ人は1位のプログラミングに次ぎ、2番目に多くいます。

そして多くの方は仕事の合間や、家に帰ってきてから、TOEICに時間を割いて参考書や単語帳に取り組んでいると思います。

1日に1時間、2時間もの時間をTOEICだけに使うこと自体はいいことですが、はっきり言って、もったいないです。

TOEICなどの試験を受ける前提で勉強する方は、その試験のためだけに勉強をし、スピーキングや英語記事など、それ以外の勉強はほとんどしません。

正しくは、それ以外に割く時間がほとんどありません。

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↑の図からもわかる通り、約5割の人が毎日1時間~2時間ほどの時間をTOEICに使っています。


その結果、あくまで読むと聞くだけに特化した勉強にのみ時間を使い、スピーキングに使う時間はほぼゼロになります。

本来、1日30分でも正しくスピーキングの練習をすれば、3か月程度で英語を話す力が身につくのですが

その時間をスピーキングではなくTOEICに割いている方々は、まさに英語が話せない方向に向かっているのです。


②ListeningとReadingに目線が行く。


言うまでもなく、TOEICではListeningとReadingが課されます。

そうなると人は、ListeningとReadingの視点でしか英語を見なくなります。

例えば、街で英語の文章を見かけたときにそれを読んで、内容理解をみたり、英語アナウンスが聞こえるとついついリスニングしてみたり。速読の練習としてニュース記事を英語で読んでみたり。

とても良い習慣なのですが、視点が読み聞きに向いていることがわかりますか?


英語が話せるようになる人はそうはしません。


英語が話せる人は、英語の文章を見つけるとネイティブをイメージして音読し、英語アナウンスが聞こえるとそれに合わせて心の中でシャドーイングし、ニュース記事を読むよりも独り言英会話に取り組みます。

もっと言うと細かな発音やアクセントまで気にします。


TOEICを受験する → LとRの勉強にフォーカスする → 日常生活でもLとRの練習をする → 自分が点数を取れない分野を克服する(長文読解やListeningの理解度など)


TOEICは、勉強すればするほど、ListeningとReadingしか勉強しなくなり、スピーキングという観点で英語に挑戦するという考えが失われ、スピーキングの練習をするという気持ちからどんどん遠ざかっていきます。


③もっと良い点数を取ろうとする。


TOEICは英検などと異なり、具体的な点数で評価をされます。

だからこそ、仮に750点目標の人が650点を取ると、

「もう少し勉強すればいけるかも」と思い、目標を達成するまで勉強してしまいます。

多くの人が、目標に達成するまで勉強を続け、満足いくまで受験をし続けるのです。

実際のデータによると、TOEICテストでスコアを100点アップさせるためには、平均200~300時間の勉強が必要とされています。

これは、1年で換算すると、365日毎日30分~50分勉強する必要があるということです。

実際には半年、3か月という短いスパンで挑戦される方が大半なので、1日の勉強時間は倍以上になります。


これが結局、スピーキングをしようとする気持ちを抑制し、さらにListeningとReadingという、日本人がすでにできる分野へ固執させるのです。


以上がTOEICを受けることで、英語が話せなくなる理由です。

お付き合いいただきありがとうございました。


最後に


ここまで読んでいただいた方だけに、

スピーキングを練習しながらTOEICスコアも上げていく方法をお伝えします。


それは、「独りプレゼン」です。


普段、英語でプレゼンをする機会はないと思います。

しかし、プレゼンによりスピーキング力が上がり、

話す練習をすると、正しい語順を頭でイメージし習慣化することができます。

その結果、リスニングやリーディングの早さも格段に向上します。


↑ こちらの動画でなぜスピーキングが大切なのかを解説されてますので気になる方は要チェック。


独りプレゼンをすることで


✔普段見たり聞いたりしている英語が話せるようになる。

✔カタコト英語から脱却してバイリンガルになれる。

✔リスニングやリーディングも簡単に感じるようになる。


こうなりたいと少しでも思う方は以下↓を挑戦してみてください。


①今日の夜、自分の一番大切にしている考えについて理由とともに考え、準備せずに10分間プレゼンしてみる。

②終わった後に、わからなかった表現や単語は調べて、手書きで原稿を作成する。

③なるべく原稿を見ずに、再度挑戦する。


詳しく独りプレゼンについて知りたい方はこちらの記事で記載してます。

↓ ↓ ↓


ちなみに、僕のTOEICスコアが565→865にアップした時は「独りプレゼン」を週4回、2時間ずつ行っていました。


ぜひ、「英語が話せる」ように取り組んで、効率的に英語力を上げていきましょう!


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