ビギナーなりのプロレス写真あれこれ
プロレス写真をはじめてもうすぐ一年になる。
誰のためになるかはわからないが、僕のカメラ事情、やっていることを記録しようと思います。
使用機材について
一年前初めて買ったカメラはNikon Z50のダブルズームキットである。
Z50は購入した2022年7月からカメラを買い替える2023年1月末まで使用していた。
2023年の1月にカメラを買い替えた。
理由はカメラやレンズの仕組み(F値、焦点距離など)を理解していくにつれ、長い目で見たときにNikonで揃えられるレンズで戦っていく体力(資金)は僕にはないと判断したからである。
そこで僕はSONYに乗り換えた。
SONYは早期からミラーレス事業に参入していただけあり、レンズが純正のみならず、サードパーティー製も豊富にある。
買い替えたカメラは、SONYのα7IIIである。
カメラ購入に当たっては、プロレス写真を撮られているさかやきさんの記事を参考にした。
レンズは先日新たにラインナップが増えて、3本を使用している。
・TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)
・TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
・SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary ←NEW
観戦前にやっていること
観戦前にやっていることは至って普通だ。
①レンズのチェック
自宅を出る前にレンズやフィルターに汚れはないかのチェックと清掃。会場についてから汚れに気が付いた場合はその場で軽く清掃できるように一応清掃用具は持って会場に行ってはいるが、他のお客さんがいる手前、大きく分解したり、ブロワーを豪快に吹き付けるなどは避けたいため、自宅で行っている。
②色温度、フィルターの調整
以前はホワイトバランスの調整はカメラ内蔵のプリセットを使用しファインダーや液晶を確認しながら会場にあったプリセットを使用していたが、カメラを買い替えたのを機に、ケルビン、カラーフィルターの設定を行っている。
何度か訪れている会場や団体なら後述する記録からある程度過去データを参考に大まかに決められるが、同じ会場でも団体が違うだけで細かいところは変わってくると感じているため都度確認はしている。
③座席からの定点撮影
これは個人的な記録の意味合いが強いが、座った席から真正面をむいて、使うレンズの最小焦点距離と最大焦点距離を撮っている。
上記をリングに向けても行う。
ただ単に「この席からはこれくらいの見え方をする」ということを記録しておきたいのだ。
④SDカードのフォーマット
後述するが、撮った写真は自宅でHDDやAmazon Photosに保存して、SDカードには写真を残さないようにしている。
たまにデータを移した後、SDカードのフォーマット(データ消去)をし忘れていることがあるため、ここで今一度確認し、残っていればフォーマットをする。
観戦後にやっていること
観戦後にやっていることは以下だ
①データの移行
撮影したデータは自宅でHDDに移行している。
フォルダには興行日、団体名(大会名があれば大会名も)をタイトルとしている。
容量が足りなくなれば、古いデータからAmazon Photosに移行している。
②カメラ設定と座席情報の記録
撮影したカメラとレンズの情報(使用機材)、設定(F値、ISO、シャッタースピード、色温度、カラーフィルター)を入場時、試合中、物販と分けてGoogleスプレッドシートに記録している。
また、上記スプレッドシートに団体名、会場、座席の席種、席番、価格を記載している。
そのため、会場に足を運んだ際に過去のデータをパッと閲覧できる。
③Exifデータの集積
PhotoStageProというフリーソフトがある。
このソフトを使うと、対象のフォルダに格納されているRAWデータからExif情報を一覧としてみることができる。
上記作業の何がメリットなのか。それは、自分がよく使う焦点距離がわかるということだ。
プロレス写真撮影と通常の写真との違いは撮影対象との距離が一度席に座ったら基本的に変わらない事だろう。
「②カメラ設定と座席情報の記録」で記録した座席の情報と合わせれば、この会場のこの席からなら、この焦点距離(画角)で撮りがちだな。ということが感覚ではなく明確な数値でわかる。
数値でわかるということは今後、レンズを購入する際の貴重なデータとなる。
大変骨の折れる作業ではあるが、暇を見つけてはこのようなことを行っている。
④Lightroomで編集
撮影したRAWデータはLightroomで編集している。ここは大したことではないので割愛します。
その他
写真を編集したの写真は大体、Twitterにアップしている。最近では新たなSNS Threadsにも投稿しているが、いまいち使い分けが決まっていない。
一応、Twitterはなるべく1ツイート1枚を基本で、Threadsは複数投稿しても並列に画像が並べられるという特徴があるので、1投稿1選手で複数枚。という形で投稿している。
一人の選手を月1枚で半年分を横並べでThreadsに投稿するのも選手の変化が見られて面白いかもしれない。
最後に
ここまでダラダラと僕がプロレス写真を撮る際に行っていることや機材について書き出してみましたが、言っちゃあなんですが、カメラを始めて1年程度のビギナーの戯言ですので、「いやそれは何の意味があるんだよ?」とか「偉そうに素人が書いてんじゃねーよ」とか絶対に言わないでくださいね!!傷つくんで!!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
顔も知らないどこかの誰かのほんの参考にでもなれば幸いです。
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