不安

今日私の恋人が帰った10日ちょっとぶりに帰った。
次会えるのはいつだろうか。
私はできることならなるべく真っ直ぐ家路について欲しかった。
がしかし、恋人はゲイバーに寄ってから帰るとの事。
正直不安で不安で仕方ない。夜もかなり更けてきた時間帯どこで何があるかも分からない。お酒の入った時は尚更そうだ。
恋人のことを疑うわけではないが酔った勢いでなんてことも無きにしも非ずなわけだ。不安で仕方ない。きっと何も無く明日の朝頭ほろ酔い気分で家路に着くのだろうと思ってはいるがもし、万が一にでも何かあったらと思うと気が気ではいられない。
私はすごく過保護なのかもしれないと自分でも思っている。自覚はしている。だからこそ、なるべく束縛はしたくないししないようにしようと心がけてはいるが心配で不安なことは確かだ。どこで何をしているのか分からないこの状況、正直胸が張り裂けそうなくらい不安である。もし可能であれば、今すぐにでも恋人の元に駆けつけたい。
しかし、それは出来ないこの現状がすごくもどかしい。自分を呪ってやりたいと心底思う。苦しい。辛い。
そして、そう思っている自分が気持ち悪い。微塵でも恋人のことを束縛しそうになるこの心が嫌いだ。
何事もなく無事に家に帰りますように。と、祈ることしか出来ない無力感と言ったらそれはそれは筆舌に尽くし難い。私の凡庸な文才では、正直私のこの今の気持ち不安で心配な様を表現するピッタリの言葉が見つからないくらいには不安なのである。
今夜も眠れないまま朝を迎えるのだろう。
もしなにか縁があり私の文章に目を留めることがあった時はよしなに。
それではまたどこかネットの奔流の中でお会いしよう。

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