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あなたは何センチの幅で生きていける?

学生の頃、酔うとよく言っていた。
「俺は酒飲んで、本を買う金さえあればいいんだよ」
半分強がりで、半分本気だった。
なので就職活動もろくにしなかった。就職活動をする事が、何だか社会に敗北するような気がしていた。

でも社会に出て、結婚式して、子供ができて、初めて気がついた。
みんな、酒飲んで、本を買う金を稼ぐために一生懸命働いているんだと。

もう30年くらい前に、
「人間はpixyの幅があれば生きていける」
と言うCMがあった。

僕は今、畳一畳ほどのスペースを確保するために、家庭内で懸命に闘っている。

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