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殺し屋にグッドバイ〜「ジョン・ウィック:コンセクエンス」

引退して、妻の思い出と共に暮らしていた元殺し屋、ジョン・ウィック。
鉛筆一本で3人を殺した伝説を持つ。
妻から贈られた犬を殺され、ロシアンマフィアにひとりで立ち向かった第1作。
イタリア系犯罪組織に妻との思い出の詰まった家を燃やされ、復讐の鬼と化す第2作。
組織の掟を破ったために、世界中の殺し屋から狙われる第3作。
そして、シリーズ最終話となる4作目。

これまで傷ついた心身を癒してくれたニューヨークのコンチネンタルホテル。
そのホテルが、組織の高官、グラモン侯爵によって破壊される。
組織から自由になるために闘いを挑むジョン。
パリを舞台に繰り広げられるアクション、またアクション。
凱旋門は大丈夫か。
その闘いは、やがて旧友との悲しい決闘に。
ジョンは自由を手にすることができるのか。
そして、ニューヨークコンチネンタルホテルの元支配人、ウィンストンの復職はかなうのか。

「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を公開初日に鑑賞してきた。

シリーズものは、往々にして、その後の作品が第1作目を超えることはない。
しかし、このシリーズは、4作目の最終話において、第1作を超えてきたかもしれない。
殺しっぱなし、殺されっぱなしの2時間50分。
心配だったトイレのことも忘れて引き込まれる。

途中、大阪が舞台になるが、恐れていたトンデモ感も想定内。
真田広之は大阪コンチネンタルホテルの支配人を演じる。
あのアクションも健在だ。
大阪にもコンチネンタルホテルがあったとは。

とにかく、少し涼しくなると夏の疲れが出やすい。
そんな疲れをぶっ飛ばすにはうってつけの映画だ。
是非。 
尚、エンドロールの後に、驚きの「あー、あれを忘れていた」という貴重なシーンがあるので、最後まで我慢して座っていて欲しい。

今月は、これで、映画館鑑賞は3作目。
「ホーンテッド・マンション」
「名探偵ポワロ:ベネチアの亡霊」
そして、この、
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」
どれも、おすすめ。
さて、来週は、何を見に行こうか。

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