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映画「スピード」を見てない人は損をしている

妻が、何故かこのところサンドラ・ブロックの映画を続けて見ている。
たまたまDisneyプラスで「スピード」が配信されていて、聞くとまだ見ていないとのことなので一緒に見た。
日本では1994年に公開されているが、僕が見たのはレンタルビデオになってからだった。
公開当時は、バスが空を飛ぶ予告編が盛んに流れていた記憶がある。
一度見ているので面白いのはわかっている。
妻に付き合って、気楽に見ようと思ってスタートボタンを押した。
ところがどっこい。
「面白いのはわかっている」その面白さを遥かに超えてきたのだ。
2回目なのにも関わらず。
うわー! 
きたー!
いけー!
あかん!
そこやー!

SWAT隊員であるジャック(キアヌ・リーブス)と爆弾魔(デニス・ホッパー)との戦い。
舞台はエレベーターから、バス、地下鉄へと間髪入れずに移っていく。
特に有名なのがバスのシーン。
時速が50マイル、80キロ以下になると爆発するという状況の中で、たまたま免停中で乗客としてバスに乗っていたアニー(サンドラ・ブロック)がハンドルを握る羽目になる。
警察はバスを建設中の高速道路に誘導するが、その高速道路が実は途中15メートルほどがまだ繋がっていないことがわかる。
どうするジャック。
どうするアニー。
まもなく道が途切れる。
ジャックはアニーに加速を命じる。
そして…

まだの方にはぜひ見ていただきたいのでこれくらいにしておく。

この映画が撮影された当時は、まだCGは一般的ではなかったと思う。
カメラワークも今のようなドローンはまだない。
それを踏まえて鑑賞すると、爆発シーンやアクションシーンの凄さがさらに伝わってくる。

主演のキアヌ・リーブスもサンドラ・ブロックもこの映画まではほとんど無名だった。
そして、監督のヤン・デ・ボン、脚本のグレアム・ヨストは、これがデビュー作。
さらには、3,000万〜3,700万ドルの制作費で、3億5,040万ドルの興行収入というコスパの良さ。
低予算のために、撮影した映像はほぼ全て使用されているとのこと。
また、この映画でキアヌ・リーブスがつけていたG-SHOCKがブームになった。
Wikipediaには、まだまだ面白い話が書かれている。

とにかく、今から30年も前の映画がこんなに面白いなんて。
ぜひまだの方は見てほしいし、当時見たわと言う方にも、もう一度見てほしい。
Disneyプラスに加入していない方は、Amazonプライムならレンタルで見られるようだ。
とにかく、見て損はない、というか見ないと損をする、知らんけど。

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