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国葬と東京オリンピックと、ちょっと朝ドラと

あらかじめ書いておきますが、強い政治的思想はありません。
で、その上で書きます。

「毎年夏やっとんな」
何がというと、
国民の半数以上が反対なのに、説明もなく強行する。一度決めたら引き返せない。覆せない。一部の人が見栄の為にやりたいといい、美味しい思いをし、必要以上に金をかけ、そして、それが終われば忘れ去る。 誰も責任を取らない。
 それが東京オリンピックであり、来週の国葬もそうなるだろうという話。
オリンピックなんて去年のことなのに、今年思い出した人います?「やってよかった」って思ってる人いないですよね。よい思い出になった人っています?あんなに金かけて、残ったのは「コロナ禍のオリンピック」という事実だけ。
 国や公式の機関が正常に機能していないんですよね。
決まったことに「やめたほうがいい」と誰も言い出せない。覆すことが敗北のように思う癖に、強硬したその結果に責任が取れない。というか、なんで責任をとらなくていいんだろうって思う。
 だから中身もダメなものになる。
オリンピックの開会式は特にひどかった。 大きな会場で小さいことをこまごまと展開するばかりで伝わらない。なんでこの人?というような日本の中でしか通用しない芸能人を出す。超絶賛してたドローンのライトショーだって、他国の他のイベントで利用済。オリジナリティもなければ、日本らしさなんて伝わらない。
運営した仲間内だけで「ね、おもしろいよね、超いいよね」って言い合ってるような、見てて恥ずかしいイベントだった。(英女王の葬儀に絡んでロンドンオリンピックの動画をみて、改めて思った。日本のセンスひどいわ)
そういえばそもそもロゴマークだって、仲良しこよしの出来レースできまったものの、パクリだったって最低の結果だったじゃない。
組織が正式に機能するためには、組織内でも様々な意見があってそれが切磋琢磨する必要があると思うけれど、批判が怖いのか、仲良し仲間内だけでたむろって、内容を顧みることなく進んでしまった結果なような気がする。オリンピックしかり、今の政治しかり。
 これが企業であれば、結果が振るわなければ責任をとるなり、反省するなり改善するなりが必要だけど、なんで人様のお金で運営する組織ほど、結果に責任をとらないんだろうか? 
 それが日本スタイルとして定着しつつある気がする。
そんで、今の朝ドラ。これも通じるものがある気がするんですよ。
 あまりの酷さに腹を立ててもう脱落しているのだけど、これも、制作上層部仲間内で「いいよねー」と言い合って、批判を直視できず改善をしない結果な気がする。「素晴らしいものだ」と自画絶賛して耳をふさぐ。自分たちは優れてると思い込みたいから。そして、責任を取らなくていい局なので打ち切りもなくここまで来てしまった。逆に局内表彰されたっていうから驚き。
 遡れば、誘致に関わった自治体関係の人も、結果に責任をとらなくていいから、沖縄出身の女優つかって、毎週のタイトルに沖縄料理の名前入れる!これだけで絶対受けますよーって身内だけで盛り上がってそこで、手を放しちゃたのがこの酷いドラマな気がするんですよね。
 沖縄の人がやりがちなのが、おきなわの言葉をキャンペーンタイトルに使いたがるけど、思ってる以上に言葉が知られてなくて、全然響かないってヤツ。 御三味? モーウイ? なにそれ?と思わせる割にドラマ内で説明もないとか、ストーリーにほぼ関係ないとか。まさにそれな気がしてみていました。 おっと、結局朝ドラ批判になってしまった。
 英女王のたった1日の葬儀の放送のほうが、半年の朝ドラより、「旅行誘致」のチカラあったなーと思ったものでね。つい。

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