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電気自動車とガソリン車と風の時代

 2020年7月、Tesla(テスラ)社がトヨタ自動車の時価総額を抜きました。そして12月31日、Tesla社は上場来高値を更新し2020年の取引を終えました。その時価総額はなんと6689億ドルでした。ちなみにトヨタ自動車の大納会の日の時価総額は25.9兆億円です。半年で大きく差が開いたものです。Tesla社の株価については、「バブルだ!」などという人もいます。しかし、日本時間1月2日に2020年の数字が発表されましたが、コロナ禍においても目標を達成しました。すごい!

 日本でも国や東京都が電気自動車に対する目標を掲げました。しかし、街中では圧倒的にガソリン車を多く見かけますし、電気自動車に対しては肯定的ではない声も多いようです。しかし欧米では電気自動車にシフトしています。また、中国の新興企業も電気自動車に参入してきています。

 もちろん電気自動車にシフトしているのは環境問題があるからです。これは世界中で叫ばれていることであり、もう誰もが承知していることですね。ですから今日はこの視点では書きません。「風の時代」の視点で書いてみます。

 ところでガソリン車の「ガソリン」はどこから入手しますか? 原油は地の中にありますね。それに対して、電気は? もちろん、環境問題に配慮し、今後は発電もクリーンエネルギーへとシフトになります。Tesla社もソーラー発電に力を入れています。つまり新時代の電気は「太陽」や「風」です。

 「私たちの生活で自動車は残る。だが、そのエネルギーが地の時代から風の時代にシフトした」と考えられます。

 まさにガソリンは「地」から取り出すものですね。それに対して、新時代のエネルギーは、風であり、太陽(空気を通してくるので風に乗ってくるようなイメージ?)なのです。

 ちなみに、ガソリンは存在を目視できますが、電気はその存在を目視することはできません。余談ですが、刑法245条には「電気は財物とみなす」という条文があります。

 「2020年は、Tesla社の時価総額がトヨタ自動車を抜き、そして世の中が電気自動車へとシフトした年だった。そしてこの年に、地から風の時代へと移行した。」となったわけです。でとても興味深い年ですね。

 ここ最近、色々と分析してみたのですが、「地の時代と風の時代のビジネス・マーケティングの分析」がとても面白いことに気づきました。多くは当てはまるのですが、中には正直「なぜこれがこうなったの?」というものもあります。しばらく、この点について考えてみたいと思います。

 せっかくなのでマガジン「風の時代"的"ビジネス戦略&マーケティング」も作成しました。こちらにこの情報を集めていきたいと思います。ただ、私は占星術師ではないので、あくまでもビジネスの視点で書いていきたいと思います。

* 最新情報を追加 *

 以前は面白い話題があったら随時書いていた「風の時代のマーケティング」ですが、順序立てて理論的に執筆していこうと思い、2021年2月から連載にしました。ご興味のある方はぜひお読みくださいね🤗


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