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学ばないと、時代についていけなくなる

 新型コロナウイルスが蔓延しはじめてもうすぐ1年ですね。経済関係という視点でいうと、日本では旅行業会や飲食業界の悪化に関するニュースが非常に多いものです。それに伴い、雇用の問題も報じられています。しかし新型コロナウイルスが蔓延し世界経済は全て悪化しているのでしょうか? そうではありませんね。確かに移動制限による影響を受ける業界は悪いですが、一方で厳しい競争を勝ち抜いているところもあります。

 例えば、昨年時価総額の順位が入れ替わり話題になったのが、自動車業界では「Tesla(テスラ)とトヨタ自動車」、そして半導体業界では「NVIDIA(エヌビディア)とインテル」です。本当に新型コロナウイルスで全世界が悪化しているなら、このようなことは起きませんね。それぞれの企業が努力しているから起こるわけです。

 つまり、「新型コロナウイルスが……」を言い訳にしていたら、どんどん取り残されてしまいます。私たちはアイデアで乗り越えなければなりません。だからといって、突然アイデアは降ってきません。また、いくらいいアイデアが思いついたとしても、知識がなければできません。新しい知識をつけることはとても大事です。

 「大人の学びの重要性」については、日経の社説でも取り上げられています。

 私は、以前より、通信教育で大学の講義を受講しています。新型コロナウイルスの影響により、昨年は自宅のいる時間が長かったので、例年より多くレポートを提出しました。加えて、昨年秋よりオンライン英会話も始めました。

 私が学ぶ理由、それは新しい知識を身につけるためです。日本では、若い頃に勉強すればそれでいいという考え方が基本にあります。確かにその時の学歴は一生ついてまわります。ですが、本当にそれで満足していいのでしょうか。学問も技術も進化しています。しかし、学ばないと「学問は進化する」ということすら気づけないのですよね。残念な話です。

 例えば1990年代に経済学を大学で勉強した人は、その後情報をアップデートしていなければそのままストップしています。当時はまだ行動経済学がノーベル経済学賞を受賞していません。そして現在では、行動経済学はビジネスでも使われる理論です。いくら素晴らしい大学でトップの成績をとっていたとしても、当時その理論がまだなかったり有名でなければ習っていない可能性があります。それでは今の時代通用しません。「知識のアップデート」を行わなければなりません

 また、勉強するとこのような効果もあります。例えば、オンライン英会話なら、世界中の先生と会話をすることができます。そうすると会話の向上だけでなく、視野も広がります。毎日短時間でも、コツコツと続けることで効果は確実に上がっていきます。オンライン英会話なら、通学も留学もしなくていいわけですから、効率的に、かつ安価に学習することができます。

 現在、1都3県で緊急事態宣言が発令されています。1月8日から2月7日までとなっていますね。期間は31日間です。時間にすると「24時間×31日=744時間」あります。744時間をどう過ごすかで、その後の生活が変わるといっても過言ではないでしょう。ゲームして過ごすもよし、寝て過ごすもよしですが、せっかくなら「744時間の間に自宅で身につけた知識」というものも1つあってもいいのではないでしょうか。達成感も得られるでしょうし、もちろん感染対策にもバッチリです。まさに一石二鳥ですね。

#日経COMEMO #NIKKEI

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