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フェイスブックグループが進めるブロックチェーン戦略

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回はFacebookグループでブロックチェーンを活用している事例を紹介します。

フェイスブックグループのワッツアップはメッセージアプリを活用した仮想通貨を送る仕組みを開発しています。主にインドを中心としたマーケット戦略で、ステーブルコインの開発も将来的には行なっていきます。

現在の開発状況に関しては言及されていませんが、新たな取り組みが今後展開されていく予定で、世界銀行の調査では2017年に海外からのインドでは送金額が690億ドルを越え国のGDPの2.8%まで広がっています。

インドは世界最大のFacebookユーザーを抱えておりフートスイートのデータによると現在2億7000万人が利用しています。2016年のUSユーザーを越え、次のブラジル、インドネシア、メキシコと続きます。 それもあって、送金システムを今後のマネタイズポイントとして活用したいというニーズがあり現在開発を進めています。合わせて個人情報の問題が昨今大きく取り上げられていることもありブロックチェーンを活用したモデルを現在研究しています。分散型ネットワークは今後のビジネスにおいても非常に重要なポイントです。

フェイスブックはブロックチェーン分野の人員を増やし、エコシステムの本格活用を目指しています。今年の5月以降ブロックチェーンチームが立ち上がり研究と実験を行ってきました。

現在は実装に向けて開発者とマーケティング分野からそれぞれ人の獲得を目指しており、今後は実際のプロダクト導入に向けて動き始めていく可能性があります。

フェイスブック全体でブロックチェーン技術を導入する場合、一つのネットワークだけでなく複数での活用も検討可能です。

Job.comファウンダーでCVOのJames Stewart氏の記事によるとソーシャルメディア企業がブロックチェーン技術を活用するべき理由は主に以下の理由が挙げられています。

・安全にデータを保護できる状態を作る
・送金やメッセージのやり取りをより安全な環境で行う
・今後はビジネス利用の人たちがメッセンジャーで送金できる仕組み作り

加えて、個人情報の問題が欧州との間で非常に議論されていますが、ビジネスモデルを拡大していく際には大きなポイントになっていきます。ブロックチェーン導入が成功すれば新たなビジネスの構築も今後検討されていくので注目です。

本日のトピックは以上で終了です!

是非、コメントや感想など頂けると嬉しいです。


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