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バンク・オブ・アメリカがブロックチェーン特許を申請する理由とは一体?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回はバンク・オブ・アメリカのブロックチェーン特許戦略に関して紹介します。

バンク・オブ・アメリカは特許を既に数多く申請し、その中でキャッシュの取り扱いシステムに関連するものなど幅広く展開しています。キャッシュの取り扱いは銀行のシステムごとにバラバラなのが一つの課題であり、今回はその複雑性を解消する意味で大きな期待を寄せられています。

インフラを新たな技術を活用して改善していくことにより、現在の仕組み上で機能していない点の改善を目指しています。

アメリカでブロックチェーン特許申請トップ10企業を見てみると様々な業界に分かれていて銀行系だけでなくネット系企業やコンサルなど多岐に渡っていることがわかります。ブルームバーグLawの見解によりと、代理人を通じて特許を申請する目的としては技術のアップデートを盾に、新規参入者向けの参入障壁を作ることを目的にしていて、ビジネスの芽を摘んでいくことが大きな目的ではないかと考えられています。特許の申請数が増えるほど参入企業にとっては大きな壁になるため特許争いは今後も幅広く行われそうです。

バンク・オブ・アメリカの場合はブロックチェーンを活用したマルチシグネチュアの仕組みでのシステム活用も検討しています。

IoTマーケットでのデータの取り扱いはブロックチェーンによって大きく変化することが期待されており、新規特許ではこのデータの流動性を高める技術に期待集まっています。

特許の範囲を広げていくことでスタートアップが参入できる分野を限定し、かつ分野を広げて展開することによって仮想通貨だけでなくデータ全体まで幅広く抑えることができるようになります。

彼らはそれに加えて、ネットワーク内に安全に第三者がアクセスできるようなマネジメントの仕組みも開発しています。今回の発明はセキュリティトークン化されたデジタルアクセスのキーをアクセスの入り口として使用できるように設定してあります。

デジタルタグがユーザーを特定し、アクセスが認められているかどうかを判断できIDとの照合でマッチした場合はキーを使ってネットワークにアクセスできるようになります。

バンク・オブ・アメリカの戦略はネットワークに関連する技術範囲を特許で抑えることで、スタートアップの参入障壁を作り自社にとって有利な展開へビジネスを持っていくことを意図として動いています。

本日のトピックは以上で終了です!

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