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ブロックチェーンによるリテールバンキングの未来とは?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回は金融サービスインフラを展開する上でのブロックチェーンの活用事例です。

中小企業向けに金融アクセスサービスとして、インド銀行はブロックチェーンプラットフォームを活用して現在ネックとなっている金融サービス展開を技術で解決するように取り組んでいます。

2018年6月に政府はIndiaChainと呼ばれる民間機関や地域組織にデータを活用した支払いのアプリケーション開発を行えるように発表し、"Blockchain Infrastructure Company."と呼ばれるコンソーシアムを設立しています。

The Financial Brandの記事からリテールバンク企業が現在重要視している取り組みとしてサービス提供事業者と顧客の壁を取り除く事が優先だと答えた人たちが61%と半数以上を占め、いかに顧客体験を改善していくかに関しての注目が集まっています。ビッグデータやAIなどの技術活用に加えて、古くからのシステムをいかに刷新していくのかは大きな課題の一つです。ユーザーを中心とした体験価値を提供する上で利便性の追求が重要になってきます。

中国招商銀行 (CMB) は深セン国税局と電子請求書発行のプロジェクトを11月に行っています。これは中小企業向けの電子領収書の発行をソフトウェア開発を企業自身で行う事なく実現する計画です。

現在は控除の依頼があった際に手続きを二重で行うことは手続き上難しいのですが、税務署は新技術を活用する事で解決し将来的には信用状などの発行まで検討しています。

Moonwhale Venturesは主要クライアントであるOdyssey Financial GroupとMoneyFiというサービスをスタートし、ATMとブロックチェーン技術を組み合わせた新たな送金システムを開発しています。

コストの大幅な削減に加えて、効率的なオペレーションを実現し通常のリテールバンキングとは別の手法でサービス利用ができる仕組みの構築を行なっています。

銀行のシステムは徐々にユーザー中心のサービス展開を始めており、今後ブロックチェーン技術を活用した事例なども徐々に増えていくだろうと期待されています。

本日のトピックは以上で終了です!

ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!