ブロックチェーンインダストリーレポート 10月22日付
ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。
今回は各大学と、単位を含めたクラスの取り組みを紹介します。
仮想通貨取引所のCoinbaseとQriouslyの調査によると、トップ50大学の半数近くの大学が、ブロックチェーン、もしくは仮想通貨のコースを既に要しており、生徒側からの期待も非常に高いということです。技術の内容を深く知る上で教育機関の役割は非常に重要なので、教育の場で知識や経験のコミュニティを作っていくのは非常に重要なポイントかと思います。
彼らが実施した調査結果では、多くの大学でブロックチェーンを新たなビジネスチャンスと捉えて動き始めています。50大学のうち42%の大学が少なくとも1つはブロックチェーン、仮想通貨のクラスを設けていて、22%が1コマ以上のクラスを提供しています。現在技術やマーケットとしては成長段階ではありますが、教育機関からの注目は非常に大きなものとなっています。
次は公の機関とブロックチェーンに関連する取り組みの話です。
ジブラルタ政府はブロックチェーンに関連する教育コースを開発するグループを実際に設けて、その強化に取り組んでいます。ブロックチェーン技術を今後新しい産業を作っていくための基盤として考え、インフラとしての強化を目指しています。
実際にプログラムを受講することにより公式のライセンスを獲得できるというのは魅力的なポイントで、国としても民間からの専門家が集まってくるきっかけ作りとして期待しています。公からのサポートが全体の技術の発展と獲得に繋がるきっかけにもなるのでこの辺りは注目です。
最後にキプロスにあるニコシア大学の取り組みに関して紹介します。
ニコシア大学では仮想通貨、ブロックチェーンに関する教育プログラムを提供しています。このコースを受講することにより、実際に履修を行うことが可能になります。既にこのコースは世界中から受講者が集まり7000人の生徒が参加しています。
これ以外にも、ニューヨーク大学のビジネスコースではブロックチェーンと仮想通貨に関連するクラスをスタートしており、新技術をビジネスで活用するための基礎的な考え方やモデル形成などのコースを提供しています。今後より技術が幅広く浸透していく中で、こういった取り組みはさらに増えていくだろうと考えられます。
本日のトピックは以上で終了です!
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