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アフリカで立ち上がるブロックチェーンを活用した金融への新しい入り口

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回はアフリカで起きている金融のインターネット化とブロックチェーンの取り組みです。

金融の仕組みは現在ネットを活用した新しい展開が増えてきており、ドイツ復興金融公庫は公共での金融アクセスでブロックチェーンを活用した新しいアプリケーションの展開を行なっています。

公庫が展開するオープンソースアプリ、TruBudgetはブルキナファソで現在起きているマニュアルの手続きをブロックチェーン技術を活用することで効率化を目指しています。プロジェクトはアクセンチュアとBearingPointも共同で行います。

GSMAの2013年のデータでは金融の仕組みへのアクセスが不十分なことにより、銀行口座を開設できない人が数多く存在し今後インターネットをベースとした技術展開が期待されています。ネットワーク回線が十分に展開されている地域では従来型の仕組みに置き換わって金融を中心としたビジネス展開が検討されています。今後10年単位で社会に仕組みが広がっていく中で、特に電子送金などの分野は発展途上国への商品や部品供給などの側面で非常に重要視され始めています。ブロックチェーンのデータベースを仕組みに統合していくことで、エンドユーザーの体験は徐々に変化していくだろうと考えられます。そうすることでビジネスの形も今後徐々に変化していくだろうと考えられています。

SBIレミットとBitpesaは共同で円滑な送金の仕組みの開発に取り組んでいます。この仕組みを開発することで2国間での商品の販売取引をより効率化していくことが期待されています。 

日本のローカル商品を輸出していく中で、商品を現地で販売する側とのコミュニケーションが非常に重要になり、支払いのリスクを低減することで今後取引の加速を狙うことができるようになります。

コモディティ取引の分野でもブロックチェーンを活用した取り組みがスタートしています。

Binkabiというアフリカでスタートしているブロックチェーンスタートアップはコモディティ取引を行うプラットフォームの構築を現地コングロマリットのTAK Agroとのパートナーシップで展開する計画をしています。

Binkabiの提供するBarter Blockというサービスはトレーダーが取引に参加することができ取引上でより早く決済を行えるようになりFXコストを削減することで2国間取引での国の通貨建てでの決済をより早く行うことができるようになります。

現在アフリカ地域で様々なプロジェクトが立ち上がっていますが、今後金融システムへのアクセスを中心にさらに加速していくだろうと考えられます。

本日のトピックは以上で終了です!

是非、コメントや感想など頂けると嬉しいです。


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