マガジンのカバー画像

なめらかなデジタル社会基盤

579
本マガジンでは、現在のWEBの構造的な課題にスポットライトを当てながら、未来のウェブのあり方、プライバシー意識の変化と高まり、分散型IDのコンセプトや技術解説・導入事例などの幅広… もっと読む
運営しているクリエイター

#IoT

UNiD Monthly #1

UNiD Product Updates #1 (2021/09/12 ~ 2021/10/16)UNiD GitHub Published and A Small Bite of UNiD Roadmap- Published github repo on 12th Sep - In about a month, we received 76 github stars 🌟 Let's automate device security provisioning- Share

プライバシーとデータ利活用を両立する「分散型IoTプラットフォーム」開発者と語るデータ活用の未来について

先日プレスリリースさせていただいた「分散型IoTプラットフォーム」に関するオンラインイベントを開催しました。当日のイベントには、行政、ITベンダー、医療機器・精密機器・コンシューマー向け機器などのメーカー様にご参加いただき、分散型IoTプラットフォームのデモを紹介しながら、今回の取り組み内容について説明させていただきました。 今回のイベントでは、パネルディスカッション内容が特に面白かったので、一部抜粋して紹介させていただきます。イベントのフルバージョンは下の動画からご覧いた

配送の仕組みはブロックチェーンで大きく変化するのか?

ここ最近は輸送関連でのブロックチェーン技術の活用取り組みが増えてきています。 各社が解決策を模索する中で新しい動くも出てくる可能性があります。 ロジスティック技術の活用を進めるCargoSmartはGlobal Shipping Business Network (GSBN)で9の世界の海上ターミナル企業が新たな取り組み合意したと発表しています。 GSBNは非営利組織でデジタル配送のサプライチェーン構築を進めており、配送系の企業やターミナル運営者、税関などと協力して新し

エッジコンピューティングとブロックチェーンの未来とは?

モノとインターネットが繋がる社会は今後さらに広がっていくと考えられます。 IoTとブロックチェーンが実現する新しい仕組みには注目です。 米国エネルギー省のブロックチェーン技術とIoTを活用した電気自動車のバッテリー追跡プロジェクトへのアワード提供を発表しています。 Everledgerと呼ばれるイギリスのプロジェクトが主導し、フォードがバッテリーの利活用を担当します。 製造から消耗時までの記録をブロックチェーン上で行い、バッテリーを活用する側では実際の状態などをリアル

IoTとブロックチェーンインフラが実現する未来とは?

IoT関連のデバイスが増加するに伴ってインフラ技術の整備が必要になっていきます。 ブロックチェーン技術が持つ役割が今後どのように変化して行くのか注目です。 インダストリアル・インターネット・コンソーシアム (IIC) はTrusted IoT Alliance (TIoTA) に参画し、産業全体を盛り上げて行く動きを進めています。 2つのコンソーシアムはこれまでにTrusted IoT Global Design Challengesや, Trusted IoT Ref

ブロックチェーン技術とIoTセンサーで何ができるのか?

IoTの分野はセンサーのネットワークが拡大するにつれてデータに関しての議論が盛り上がっています。 ブロックチェーンの技術広がりと合わせて今後の展開を見ていきたいです。 ガートナーの調査によると、2020年までにアメリカの500社以上の企業のうち75%が既に技術の導入の検討及び実証を進めている状況です。 安全性や情報の信頼性を複数の企業間で担保する上でブロックチェーンとIoT技術に関する関心は徐々に高まってきており、コスト面や効率性を重視する上でも注目しています。 Io

ブロックチェーンを活用したモビリティの可能性とは?

モビリティとブロックチェーンの領域は様々なプロジェクトが始まりつつあります。 その中で注目のアップデートを紹介します。 モビリティコンソーシアムのMOBIはモビリティとペイメント分野のサービスを乗り物のアイデンティティに紐付けて提供する予定です。 クレジットやデビットカードなどの支払いソリューションを必要としない自動ペイメント機能を実装することで生活環境を改善していく予定です。 エネルギーのパワーグリッドなどを活用した際に仮想通貨を取り入れたインセンティブなどの設計も

AIとブロックチェーンを組み合わせると何ができるようになるのか?

AIとブロックチェーン技術を組み合わせた新しいソリューションへの期待も徐々に高まってきます。 将来的には、技術を組み合わせた新たなサービスが展開されていく可能性があります。 AI技術を活用したディープフェイクの問題は非常に深刻で、ブロックチェーンを活用した本人認証の仕組みを検討するなど対策が進められています セキュリティ関連企業のアクソンは小型カメラなどで撮影したデータの本人確認においてブロックチェーンやAI技術を組み合わせて実証含めた検討を行なっています。 人工知能

考えられるIoTとブロックチェーンの可能性は?

IoTとブロックチェーンで何ができるのかと疑問に思われている方も多いかと思います。 この分野は取り組みが幅広く進んでいる領域でもあるので、いくつか参考事例を紹介したいと思います。 IoTスタートアップのHeliumは仮想通貨のマイニングモデムを発表し、テキサスのユーザーに向けて提供をスタートしています。 最終的にはアメリカの263の地域まで拡大していく計画です。 家に設置したHeliumホットスポットから達成したタスクに応じてトークンを活動に応じて受け取れるようになり

世界の家電業界はブロックチェーンをどのように捉えるのか?

家電業界も徐々にブロックチェーン、仮想通貨分野への進出は進んできています。 世界各国で新しい取り組みが進んでいく中どのようなポジションを取るのかが重要になって来ると思います。 韓国の家電大手のLGはブロックチェーンスマートフォン構想を進めています。 これは先日サムスンが発表したブロックチェーンスマートフォン構想に対抗するものです。 LGは既にブロックチェーンフォンに関する研究を行っており、ビジネスとして以前申請した"ThinQ Wallet"の技術を活用する展開も模索

データのサイロ化はブロックチェーンで解決するのか?

ブロックチェーンを活用したデータ流通を広げて行く流れは徐々に広がりつつあります。 産業としての課題も大きいため、今後利用される場面も増えて行くだろうと考えられます。 ブロックチェーンスタートアップConstellationはアメリカ空軍とパートナーシップを各支店のデータマネジメントの自動化を加速させていきます。 ドローンや飛行機、衛星などのデータ管理でブロックチェーン技術の活用を目指しています。 今までは各データベースがバラバラで互換性がなかったため、データ処理がマニ

自動運転の世界とブロックチェーンが実現する未来とは?

モビリティ分野は今後デジタル技術を中心に発展していく領域の一つです。 その中でブロックチェーン技術がどのように関わっていくのかを今回は事例含めて見ていきたいと思います。 シンガポールで展開する自動車マーケットプレースsgCarMartは分散型データ交換技術を開発するOcean Protocolと協力して"Know-Your-Vehicle"という技術をブロックチェーンを活用して開発しています。 2018年全体で9000の車がマーケットプレース内で所有者情報が交換されてい

スマートシティ構想とブロックチェーンの未来は?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。 コラボゲートでは7月1日にイノベーター向けの会を開催します。ご興味ある方はご連絡ください! 今回はブロックチェーン技術の活用とスマートシティ事例に関して取り上げます。 中国の自動車関連製造企業の万向集団はPlatOnと協力して2025年までに中国で進めているスマートシティ構想にブロックチェーン技術の導入を進めていきます。 万向集団イノベーションシティは2015年から構想が進んでおり、Pla

ブロックチェーンが可能にする新しいネットワークとは?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。 コラボゲートでは7月1日にイノベーター向けの会を開催します。ご興味ある方はご連絡ください! 今回は電機産業、ネットワーク企業が取り組むブロックチェーンプロジェクトを紹介します。 サムスンSDSは顧客のニーズに合わせてサービス展開を拡大しています。3Cソリューションと呼ばれる顧客課題を中心したサービスラインの設計を行い、サービスの導入、サービスの接続、クラウド化を中心に推し進めています。