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報酬を払わない顧客

こんにちは。

私は、PR会社を経営していますが、たまに困ったお客さんに遭遇することがあります。

仕事を受注するときに、〇〇くらいのボリュームで、報酬はいくら、支払日はいつと見積書を明示したうえで、お仕事をスタートします。

しばしば問題になるのが、納品後に報酬を支払ってくれない顧客です。

「報酬を支払ってくれないことなんてあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、これが結構います。

割合的には、5人に一人くらいの割合、約20%の確率で存在します。

悪質な顧客の例と、対処法について解説していきます。

1. 試用期間を設定してくる、かつ試用期間の報酬が驚くほど低い

よくクラウドワークスなどで、試用期間は時給○○円、初回の原稿は3,000字500円でなどと、最低賃金を大幅に下回って設定してくる顧客がいますが、こういう人は要注意です。

私の経験上、こういう人たちは、試用期間を勝手に延長してくるケースがあり、長期にわたりタダ働きを強要してくる確率が高いです。

請負契約なのに、試用期間を設定する顧客は、最初から断ったほうが無難です。

2. 振込期限を過ぎても報酬が支払われない

わざとやっているのか、たまたま忘れてしまっているのかはわかりませんが、お金にルーズな会社は、契約にもルーズな傾向があるため、継続的なお取引はおススメしません。

一度のミスであれば、継続を検討しますが、たびたびこういうことがある会社は契約を終了したほうが良いでしょう。

3. 振込金額が間違っている

お金にルーズな会社は、契約にもルーズな傾向があるため、継続的なお取引はおススメしません。

経理が機能していないということは、赤字経営であるか、倒産も間近なことが考えられるので、危険です。

昔サラリーマンとして働いていた会社では、デザイナーが経理を兼務していました。危険なので、早期に撤退しました。その会社は、専務が元ホストで従業員に暴力をふるっていました。まぁメチャクチャでしたね。

4. 報酬の振込日を聞いても答えない

クラウドワークスなどのプラットフォームでは振込日の指定が必須ではないため、自分で確認する必要があります。

報酬の振込日はいつですか?と聞いても、答えないクライアントがいます。

なぜこのようなことになるかというと、この会社自体が孫請けのポジションにいるため、請負元からお金が入らない限り、あなたに報酬が支払われることがないのです。

ひどい場合は、納品後の2カ月以上経過してから支払われるということもあります。

うちの会社は無借金経営ですが、少なくとも納品後の1カ月以内には報酬を支払わない会社は、お取引の継続はお断りしています。

5. 知り合いから頼まれた仕事

知り合いから頼まれた仕事というのは、仰々しく契約書も交わさないことも多いかと思いますが、報酬を踏み倒されるのが最も多いのはこのパターンです。

知り合いといえども、しっかり事前に契約書を作り、支払金額や修正回数、報酬、支払日を取り決めておきましょう。

また、お仕事マッチングプラットフォームがいろいろありますが、それらを経由していると、万が一トラブルになった時でも、報酬のとりっぱぐれは防げます。また、トラブルの解決を代行してくれる会社もあります。

知り合いと言えども、個人で契約せず、必ずお仕事マッチングプラットフォームを利用するようにしましょう。

6. 顧客が個人の場合は、慎重に契約をすべき

顧客が個人との契約は、慎重を期すべきです。上記の常識が備わっていない人が多いからです。

私は個人との契約を避けて、法人との契約を優先しています。

もちろん個人でも信頼できる人はいますが、法人に対して割合は低いでしょう。

7. 今日の格言

・お金にルーズな取引先とは、さっさと契約を打ち切るべき
・仕事の契約は、マッチングプラットフォームを利用すべき
・個人との契約は慎重にすべし

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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