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【IT導入補助金とは?】申請書類作成前にこれだけはやって欲しい事を分かりやすく解説!

「IT導入補助金ってよく聞くけど、どうやって申請したら良いのか?」と思っている方向けに分かりやすくまとめてみました。

今回は、「補助金申請の書類の作成前」までをまとめています。以外と時間がかかる作業もあるので、その点を含め、少しでも参考頂けると幸いです。

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1.補助金と助成金の違い

補助金は、企業や個人が特定の事業や活動を行う際に、政府や自治体からの金銭的支援を意味します。これは、特定の条件を満たした場合に支給され、返済の必要がない場合が一般的です。

助成金は、一般に非営利団体や研究機関などが特定の目的のために資金を提供する制度です。助成金も、特定の条件を満たすことで支給されますが、返済の必要はない場合が多いです。ただし、助成金の場合は、活動や研究の成果報告などの条件が課せられることがあります。

また、補助金は事業の立ち上げや拡大、環境対策などの幅広い目的に対して支給される場合がありますが、助成金は特定の社会的課題や研究領域への貢献を促進することが主な目的です。


2.どんな補助金があるか?

ここでは3つの補助金を取り上げます。

2-1.IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。


2-2.小規模事業者経営革新支援事業費補助金(経営革新支援補助金)

愛知県内に本社または事務所を有する企業様が該当する補助金です。各都道府県でも特有の補助金がありますのでご確認ください。

※ちなみに、「中小企業等経営強化法(平成11年法律第18号)第14条第1項に基づき、愛知県知事から経営革新計画の承認を受けていること」も条件です。

この補助金は、主に下記2点の補助金として利用ができると紹介がありました。
■新商品・新技術開発、販路開拓等に要する経費の一部支援(経営革新支援補助金の支給)
■経営面等に係る伴走支援(専門家及び商工会・商工会議所の支援)


2-3.小規模事業者持続化補助金

小規模事業者向けで、商工会議所で確認ができた補助金です。

ちなみに「小規模事業者」とは、下記3つが該当します。
①商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く):常時使用する従業員の数が5人以下の会社及び個人事業主
②サービス業のうち宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員の数が20人以下の会社及び個人事業主
③製造業その他:常時使用する従業員の数が20人以下の会社及び個人事業主

この補助金は、小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更等に対応するために 取り組む販路開拓 等の取組の経費の一部を補助することにより、 地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と 持続的発展を図ることを目的としています。
本補助金事業は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、販路開拓 等の取組や その取組と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組を支援するため、それに要する経費の一 部を補助するものです。(※『商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金』より抜粋)


この3つの補助金をまとめると下記図のようになります。

2024年4月16日(火)にまとめた内容です。正しい内容は書くサイトにてご確認ください。


3.書類作成以外で申請までにやるべきことは?

IT導入補助金をベースにお話しします。

3-1.導入したいサービスを探す

IT導入補助金のサイト内で検索して探すことができるので、導入したいサービスがあるか探してみて下さい。

検討していたサービスが補助金の対象になっていないと利用ができませんので注意してください。


3-2.「gBizIDプライム」の開設

補助金申請で必要とされるもので、これを行わないと補助金の申請ができません。また注意点が、開設までに1~2週間かかってしまうとのことです。

補助金の申請には期限がありますので、申請を検討している方はすぐに行った方がよい業務と考えております。

「どんな流れで行うのか?」とお悩みの方は、個人的に分かりやすいと思った動画を共有しますので、ご確認ください。


3-3.「SECURITY ACTION」の設定

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の宣言が必要になります。

この宣言は、中小企業・小規模事業者等自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度で、「★一つ星」または「★★二つ星」を宣言する事を要件としています。

こちらも参考動画を共有しておきます。


3-4.「みらデジ」の設定

「みらデジ」ポータルサイト内にgBizIDで登録し、「経営チェック」の実施が必要となります。

「みらデジ」は、中小企業庁が実施する中小企業・小規模事業者等の経営課題をデジタル化により解決することをサポートする制度となります。

「gBizID」が必要になりますので、こちらの申請が完了した後に行いましょう。

詳しくは下記動画でも紹介されていますのでご参考ください。


ここまでの業務をスムーズに行えたとしても、「1か月」近くかかってしまう可能性があります。スケジュールにはゆとりをもって行ってください。


4.IT導入補助金を活用して導入できるサービス例

補助金を活用してどんなサービスが利用できるか一部ですが紹介します。

4-1.freee
freeeは、中小企業のバックオフィス業務を改善・最適化する様々なサービスを提供するクラウドベースの会計ソフトです。財務諸表の作成、税務申告書の提出、日々の財務取引の管理など、会計業務を簡素化します。複数の会計フォーマットに対応し、様々な金融機関と統合できるため、自動照合や効率的なデータ管理が可能です。

さらにfreeeは、給与計算や労務管理を効率化する人事管理システムや、税理士やファイナンシャル・アドバイザーと企業をつなぐマーケットプレイスも提供しています。freeeは、初心者の方にも使いやすいように設計されている一方、経験豊富なユーザーの方にも高度な機能を提供しています。


4-2.Money Forward

Money Forwardは、個人の家計管理や法人の経理・給与計算などを支援するクラウドサービスです。収支管理、資産管理、請求書作成、給与計算、確定申告などを簡単に行えるツールです。


4-3.Notion

Notionは、メモ、タスク、データベース、Wikiなど、さまざまなタイプのコンテンツを簡単に作成、整理、共有できる多機能なサービスです。ユーザーフレンドリーでカスタマイズが可能なため、個人利用にも共同利用にも適しています。

Notionの機能には、リアルタイムのコラボレーション、リッチメディアの統合、カスタムワークフローの構築などがあり、生産性とナレッジマネジメントのための強力なツールとなっています。



5.最後に

今回は申請書類の作成前までの流れをまとめました。

申請書類を作成する事以外にも準備しておくべき事はあります。1ヶ月程かかってしまう可能性もあるので、締め切りに遅れないようスケジュール調整は必要です。

申請書類の書き方など、もう少し詳しく知りたい方は専門家にも相談する事をおすすめします。

とある YouTube動画で申請方法の流れも紹介している動画がありましたので共有します。


また、補助金を活用した企業の導入事例を各専門サイトで紹介されていますので、ご興味ある方はこちらもご確認下さい。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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