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ビジネスマンが落語を聴くべき1兆個の理由 vol.2

こんにちは。
僕は現在コロナ禍の中で独立をしましたが、元気で楽しく仕事をして、ありがたいことに仕事も複数いただけている状況です。
で、その理由はなぜか? 改めて考えたときに落語が良い影響を与えているところがあると確信しています。
そこで本日、さしみさんが本テーマの記事を書いていたのですが、残念ながら文字数の都合上、1兆個書くことはできなかったので、勝手にバトンを受け取ったと思って残りの理由をすべて書こうと思います。
※さしみさんの記事はこちら

落語と経済成長

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落語と経済成長、これは切っても切れない関係であることはみなさまご存知の通りかと思います。第2次世界対戦中に落語家の存在を驚異に感じたGHQはなんやかんやして日本の落語家を減らす政策を取ったと言われています。

しかし日本の落語家は強い。
戦後日本は高度成長期を迎えますが、ここでも落語の力が大きく影響していることは知らない方も多いかもしれません。
なので、実際の数字とともに見てみましょう。

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出展:JapaneseClass.jp
こちら確認いただきたいのは高度経済成長期の発端である神武景気です。この景気は1954年(昭和29年)12月からとなります。

お分かりでしょうか?

1954年とは立川談志が5代目柳家小さんに入門した1952年の2年後になります。この因果から、落語界と経済界への影響は明らかと言えます。

つまりここで言えるのは、1人の落語の天才の出現により1国の経済成長を左右するということです。

落語・言葉の力

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マクロの視点で落語と経済のお話をしましたが、もう少し具体的な話を落語のお話を通してお伝えしましょう。

浜野矩随」というお話があります。
彫師の名人を父に持つ浜野矩随は父の後を継ぎ、彫師となります。しかし腕が良くなく客足は遠のいてしまいます。
とうとう、昔からの上得意であるお客様からも

お前はダメだ!5両やるから、それを母親にあげて、お前は死んでしまえ!

と言われてしまう。家に帰って様子を察した母親は息子を突き放し、

死んでおしまい。ただ、形見に観音像を彫ってくれ

と言われ、浜野矩随は全てに見捨てられたと思い、最後の作品と思い一心不乱に観音像を彫ります。
それで出来上がった観音像は今までとは全く違うような素晴らしい作品になりました。
※細かいところ、最後は端折ります。

この落語はつまり絶望や挫折からのレジリエンスを表しています。

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ミルトン・エリクソン先生も心理療法として活用していた概念をそれよりも更に昔の古典落語が伝えていたことに驚きです。
このようなことがマクロで起こっていたことを考えると、落語が経済を回復させることは容易に想像がつくかと思います。
落語のストーリーの力、言葉の力で人の成長を促すことができる。

つまり、ビジネスマンが落語を学ぶべき1兆個のの理由の2個めは落語が経済成長を実現する一番の近道だからです。もちろん1個人、1企業で置いても同じことです。
社員教育はもちろん、組織運営、営業などさまざまなケースで役に立ちます。

続いて、理由1兆個中のの3個目に移りたいと思います。

が、時間の都合上難しくなってきましたので今回はここまでで。

今回のお話で、これからのスキルアップもしくは転職として落語を検討された方は非常に多いかと思います。
そんな方にさしみさんから紹介のあった落語会などをご紹介します。

https://loft-prj.zaiko.io/_item/325996
https://hachiyamarakugo200516.peatix.com/
https://sashimi1006.thebase.in/items/28163168

ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。





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