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『レディ・プレイヤー1』を観る

本日は、『レディ・プレイヤー1 Ready Player One』(2018)を観た感想文です。

メタバースを知るために

本作を監督したのは、スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg 1946/12/18-)です。脚本は、本作の原作『ゲームウォーズ』の作者のアーネスト・クライン(Ernest Christy Cline 1972/3/29-)と『アベンジャーズ』などを手掛けるザック・ペン(Zak Penn 1968- )の共作です。

主人公のウェイド・ワッツ/パーシヴァル(仮想世界”オアシス”のネーム)には、タイ・シェリダン(Tye Sheridan 1996/11/11- )が、ヒロインのサマンサ・クック/アルテミスに、オリヴィア・クック(Olivia Cooke 1993/12/27- )が起用されています。

2018年に公開され、当時もかなりヒットした作品のようですが、私は知りませんでした。この映画を知るきっかけになったのは、友人からの推薦です。私は、最近注目されているメタ・バース(Metaverse)が何なのかが、さっぱりわかっていません。その友人にそう漏らした所、「手っ取り早くイメージするなら、この映画がいいよ」と言われました。丁度amazon primeで観られたので、昨夜かなり遅い時間から観始めました。

80年代の音楽と過去の映画が満載

私が期待していたよりま数段面白く、かなり楽しめる映画でした。迫力ある映像が満載なのは想定通りでしたが、描かれている世界観もかなり興味深いです。設定は、2045年という近未来になっています。主人公が住むのは、ディストピアのような廃墟に変わり果てたオハイオ州コロンバスになっていますが、物語の8割方は、亡き天才、ジェームズ・ドノヴァン・ハリデーが開発したオアシスという仮想空間を舞台に展開されていきます。

嬉しかったのは、1980年代の洋楽ヒット曲が至る所に登場することです。冒頭、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)の1984のヒット曲『ジャンプ Jump』、続いてティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears For Fears)『ルール・ザ・ワールド Everybody Wants To Rule The World』が使われていて、私はすっかりのめり込んでしまいました。

主人公が出場するレースで乗っているマシンは、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズに登場するグデリアンです。他にも有名映画のオマージュがこれでもかとふんだんに盛り込まれています。

この映画の公開は、2018年3月ですが、VRでは、今やこのレベルの映像世界が楽しめると聞きます。ようやくイメージが出来たので、これからメタバースの世界や動向を本格的に勉強していきます。

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