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金曜日の随筆:変化を欲する生き方

また、運命を動かしていく金曜日が巡ってきました。2023年のWK37、長月の参です。
明日から三連休を迎えます。中央道を新宿へと走る高速バスの中で、今日のテーマ『変化を欲する生き方』を考えます。タイトルは何やら高尚ですが、実際は今日の夕方以降の出来事をなぞるだけの単なる日記です。

今週の格言・名言《2023/9/11-17》

後で付け足します。

FM長野にお世話になっている

職場への朝夕の通勤のクルマでは、運転しながらFM長野を聴くのが日課となっています。15〜20分程度ですが、79.7MHzにセットされたラジオから流れてくる番組に癒され、励まされ、時に心のオアシスになってくれています。

金曜日のこの時間には、『翔べ! FRI-TAG!!』がオンエア中で、パーソナリティのバカボン鬼塚さんと飯野美紗子さんの軽妙なトークで毎週気分転換を計っています。オンからオフへ転換するスイッチのような存在です。

松本を本拠とするFM長野は今年で開局35周年を迎えるそうです。10月1日には、記念イベントの『Green Greeting2023』が開催されます。まだ一般チケットが僅かながらあるようなので、参加しようかと真剣に悩んでいます。

バス停までの2.5㎞はVoicy

一度自宅に戻り、着替えを済ませてから、高速バスの乗り場まで約30分の距離を歩きます。歩きの友は、Voicyで『荒木博行のbook cafe』です。耳活の軸に据えているコンテンツで、1.5倍速で数日分をまとめ聞きしています。今日は対談の日で、マスター荒木氏と哲学者、戸谷洋志氏が「退屈」をテーマに語る内容でした。

「退屈」は、古来より著名な哲学者が取り組んできたテーマのようです。最近読んだ國分功一郎氏の『暇と退屈の倫理学』が大変面白かった私には、タイムリーなテーマでした。残暑の中を汗だくになりながらも、気分晴れやかに歩ききることができました。夕焼けが綺麗でした。

生涯、変化を求めたフーコー

バスの中では、今少しづつ読み進めている慎快康之『ミシェル・フーコー ー自己から脱け出すための哲学』(岩波新書2019)と格闘しました。

哲学の面白さに気づいてから10数年経ちますが、頭がクリアで、心が穏やかな時でないとなかなか読み進められません。フーコーも巨人のひとりであり、著作はかなり手強いらしいので、その思想の特徴を噛み砕いてくれている入門書や解説書ばかり読んでいます。

著者曰く、フーコーの魅力は、常に固定観念と闘い、変化し続ける思想にあるようです。今の所、読むペースにばらつきがあり、断片的な読書になってしまっているので、自分の中で血肉化せず、内容を噛み締められていません。ただ、私の考えと親和性がありそうな直感があるので、諦めずに食い下がってみようと思います。

それでは、よい週末を!

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