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カルボナーラ讃歌

月曜日が雨だとやや気勢を削がれます。先週末はアクティブに動き回ったので疲れが残っていたのか、今日は仕事終わりに疲れを感じました。夕食は部屋で冷凍パスタ~カルボナーラ大盛り~を頂きました。食べ物をテーマにした記事を書くことは少ないので、『カルボナーラ讃歌』と題して、大好きなパスタであるカルボナーラについて記していきます。

遅かったカルボナーラとの出会い

パスタ全般が好きです。といっても、パスタデビューしたのはかなり遅く、食通マニアではありません。子どもの頃は、ミートソース&ナポリタンのスパゲティ専門でした。パスタ(当時はスパゲティと呼んでいた)にはこの二種類しかない、と高校時代まで真剣に思っていました。

本格的なパスタデビューは、大学生になってからです。和風、トマト、バジル、たらこ、など、こんなにソースの種類があることを知りました。中でも濃厚なクリームソースにはまり、大学のカフェテリアで食べる『ツナとほうれん草のクリームパスタ』(大盛り)を最低でも週一回は食べていました。以来、今に至るまでパスタ好きは変わらず、単身赴任の現在は、週に3~4食はパスタを食べているでしょう。朝からでも問題ありません。

クリーム系パスタの代表選手であり、『炭焼きのパスタ』を意味するカルボナーラ(carbonara)との出会いはかなり遅くて、ひょっとしたら社会人になってからかもしれません。本場ローマのカルボナーラ(spaghetti alla carbonara)は、生クリームは使わず、クアンチャーレ(豚の頬肉を塩漬けにして2~3週間熟成させたもの)かパンチェッタ(豚のバラ肉を塩漬けにしたもの)とペコリーノ・ロマーノのチーズを使って作るということを知ったのもだいぶあとになってからのことです。

妻が時折作るカルボナーラが好物

正確には数えていませんが、これまでの生涯で3,000食以上のカルボナーラを食べてきたと思います。有名なイタリアンの名店で頂くものは勿論素晴らしいですし、最近では冷凍食品やコンビニ商品でも十分に満足です。

何か一つと考えると、妻が時折作ってくれる絶妙に出来上がったカルボナーラです。パンチェッタの代わりにベーコンを使うし、生クリームも使っていますが、おいしいなあ、と感じます。

逆に生涯で一番ダメなカルボナーラは、アメリカ駐在時代のレストランで食べたものです。一口食べて、「嘘だろ……」と思いました。カルボナーラをこんなにまずく作るのは難しいだろう…… と感心してしまう程強烈な印象が残っています。

アメリカのパスタは、確率的に麺がクタクタで、総じて美味しくないのですが、この時のパスタは群を抜いていました。もっとも、慣れてくると、ミートボール入りのトマトソースや、具沢山のアルフレードソースは癖になって、よく食べていましたが....

生涯、カルボナーラを食べていたい

カルボナーラは生涯食べ続けるだろうと予感しています。カロリーも高いだろうし、健康には悪そうな気もしますが、完全に遠ざけることは多分無理です。わがままとして、貫いていく予定です。

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