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旅の記録2022:諏訪大社を巡る旅《前編》

本日は綺麗に晴れ渡りました。氷点下-1℃であれば、特段寒さも問題ないので、部屋を出てプチ旅に出ることにしました。信濃國一之宮諏訪大社を訪ねることにします。長野県のみならず、日本でも指折りの神社です。今年は寅年なので、六年に一度の式年造営御柱大祭を4月に控えています。

自宅〜松本〜茅野

昨日がヘタレた一日に終わり、週末のdutyにしているWalkingもサボってしまったので、今日は2万歩位歩かないと挽回できません。昨日の怠惰な自分を許し、今日の自分に期待します。

松本駅から、上社の最寄り駅である茅野駅までは普通電車で移動すると1時間近くかかりました。道中は、Voicy(荒木博行のbook cafe)をがっつり聴いていました。任天堂の技術者、ゲームクリエイターとして数々の伝説的ゲームを世に送り出した横井軍平氏(1941/9/10-1997/10/4)の『枯れた技術の水平思考』の話が特に印象に残りました。

ここで、スマホのバッテリーを過剰に消費してしまい、あまり神社の写真を撮れなかったことが悔やまれます。

茅野駅に着いた時には、時間的にもう昼ご飯の時間でした。昨夜はカップラーメンで済ませたので、少し精力をつけようと思っていました。上社前宮に向かう途中で、焼き肉屋を見つけたので、久々に牛ステーキランチを頂きました。なかなかの繁盛店でした。

上社前宮

諏訪大社と呼ばれる場所は、四つの宮(上社本宮・上社前宮・下社春宮。下社秋宮)で構成されています。腹ごしらえも完了し、まずは、上社前宮を目指して歩きます。雪の残る軽い傾斜の山道を登ると程なく、上社前宮に到着しました。宮から見下ろす景色は絶景でした。看板によると、日本中に何本かある鎌倉道の通り道にあたるようです。

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上社前宮より
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上社前宮より

上社本宮

続いて上社本宮に向かいます。Google Mapで確認すると結構距離がありそうでしたが、実際には2㎞もありませんでした。残雪が残って多少歩きにくいとはいえ、平坦なので、この程度ならば余裕です。

道中寒さで冷えたので、まずはトイレに入って用を足します。境内の中には温泉が出ていました。その温かいお湯で手を清めてから、お参りしました。4月から始まる御柱祭の準備の為もあるのでしょうか、改築作業中で立ち入り禁止になっている区域が多かったです。

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上社本宮より
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上社本宮より
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上社本宮より

帰りに前宮・本宮の朱印を買い、上諏訪駅まで歩きました。20㎞近く歩いて身体的には疲れましたが、充実の一日でした。時間的に、下諏訪にある春宮・秋宮をまわるのは厳しかったので、次回に回し、家路につきました。

帰りの電車では、堤未華『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書2021)を読みました。氏の主張や意見に対して素直に受け取れないものもあったものの、思考をずらして、目の前でオンタイムで進行中の政策のマイナスの側面やリスクにもしっかりと思いを巡らせておく、知識を蓄えておく、知識を仕入れておく、という態度は大切だと思った次第です。


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