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特別な感情が沸き上がる九月

今夜は、中秋(陰暦の8月15日)の名月でしたが、あいにく松本地方の空は雲が多く、満月を味わう風情には至りませんでした。太陽の沈む時間もどんどん早くなってきており、今日の日没時間は17:53と、遂に18時を切りました。そんな変化の激しさもあって、九月(=長月)は色々感情や環境の変化が訪れ易い時期だという印象があります。そう思って過去の投稿記事を検索してみたら、2年前にも似たような気分に襲われていたようです。

本日は、『特別な感情が沸き上がる九月』というテーマで、九月についての続編を書いていこうと思います。


九月はターニングポイント

5年前に私は前職を辞すことを決断し、保証された会社員という身分をあっさりと捨てました。実際には、28年半の会社生活の特権を行使し、有給休暇をフル消化して11月に退職したものの、仕事的には9月一杯で区切りをつけました。なので、5年前の9月はカウントダウンに入っており、義務からの解放への喜びと将来への漠然とした不安という、複雑な感情を抱いて日々を過ごしていました。巨大台風が二連続で日本列島を直撃し、各地に被害をもたらしたことを覚えています。

5年前は典型的でしたが、過去にも9月が私の人生のターニングポイントになることも多く、心境や環境に変化が起こることも少なくありませんでした。私自身に衝撃的な出来事が起こることもあれば、2001年の911や、2008年のリーマンショック、のような社会を震撼させる大事件が起こり、神経の平穏が揺さ振られるということも少なくありませんでした。今の所、2024年は目立った大事件には遭遇していませんが、中旬~下旬にかけて、いつもよりも用心しながら過ごしていこうと考えています。

九月の歌②

今朝は、毎日通勤時間に聴いているラジオ番組で、一風堂『すみれSeptember Love』(1982)が流れてきて、懐かしさで聴き入りました。

『すみれSeptember Love』は、スーパーギタリスト、土屋昌巳(1952/8/22-)、美空ひばりの名曲『川の流れのように』の作曲で知られるキーボード・ヴァイオリン担当の見岳章(1956/11/11-)、2009年に急逝したドラマーの藤井章司(1954/4/7-2009/2/6)のロックトリオ、一風堂が1982年に放ったヒット曲です。当時、カネボウ化粧品のCMソングとしても大流行しました。15年後の1997年には、ビジュアル系バンドSHAZNAがカバーして、リバイバル・ヒットさせており、現在ではこちらの方が有名かもしれません。因みに、人気ラーメンチェーン店「博多一風堂」は、バンド名が由来だとされています。

二年前の記事でも、九月に因んだ楽曲は多い、と書いていますが、この曲も九月に因んだ代表的な一曲でしょう。

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