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普段会わない人との何気ない会話で救われる

今日は昼間から夕方にかけて、ちょっとこんを詰めた仕事をしていて、軽い疲れを感じながらオフィスを出ました。降りてきたエレベーターに乗ったら、上の階で働く昔からの知人とばったり会い、1Fに降りるまでの間、二言三言、私の使っているリュックサック型の鞄の話をしてから別れました。

会社の建物を出て、駅までの道を歩いていたら、これまた別の昔からの知人と偶然一緒になり、駅までの間、知人が1年近く続けているというランニングの話をしながら歩いて、お互い別々のホームへと向かいました。

どちらも、普段会話をする機会が殆どない古い知人で、本当に他愛のない世間話を数分間しただけなのですが、私の心に刺さっていた負の棘があっさり抜けたような気持ちになり、心が急に楽になりました。何気ない会話に救ってもらって、気持ちがほっこりして、嬉しくなりました。会話に付き合ってくれた二人には感謝の気持ちで一杯です。

次回いつ、このような偶然の機会が来るのかは全く想像がつきません。明日かもしれないし、数日後かもしれないし、数年後かもしれませんし、二度と来ないかもしれません。この夜だけ、一瞬の奇跡が起こったのかもしれません。神様がなかなか不調状態を抜け出せないでいる私を不憫に思って、ひと時の救いを提供してくれたのかもしれません。次回似たような機会が訪れても今日のこの瞬間と同じ思いをするかはわかりません。

救いを全然期待していなかった人、普段心に思い浮かべることもない人との偶然の出会いと何気ない会話で、気持ちが一変するから不思議です。とても面白い、貴重な経験でした。偶然の産物に感謝して今日は気持ち良く電車に揺られます。

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