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『気分良く生きる』をもう一度

今日から2月です。新しい月にあたり、もう一度『気分良く生きる』を考えてみたいと思います。

約1年前に『気分良く生きる』というnoteを残しました。

『気分良く生きる』は、私が『人生後半戦を愉しむ』を価値観の中心に据えると決断した時から大切にしているキーワードです。この言葉を実践するには…と突き詰めて考えたからこそ、これから先『気分良く生きる』ことからは程遠いライフスタイルを強いられ続けることが決定的だった会社員という身分から離脱することを決断できたのだと思っています。気分良く生きられない理由を身を置いていた環境の責任に転嫁したきらいはありますが、凡人は環境が全てです。頑張れない環境にいれば、冴えない人間になっていくばかりです。『気分良く生きる』という基本スタンスを変えるつもりはありません。

日々生きる意欲を殺がれる環境を脱け出して、独自の休止期間を持つことは、私には絶対に必要な選択だったと確信しています。長い人生で働くことを一時休止することは、反社会的行為でも、逃避行動でもないと思います。私には、組織から評価も期待もされていない状況で、一心不乱に目の前の仕事に打ち込む意欲と能力がなかったと認めざるを得ません。

なぜそう考えるようになってしまったのか? それは、昔読んで感銘を受けた『嫌われる勇気』を最近再読してみてわかりました。結局の所、私にとっての会社員の仕事は、自分の承認欲求を満足させる為の手段に過ぎなかったのです。会社員になったばかりの頃に定めた3つの目標 ~東京で働く、海外出張をする、海外生活をする~ を達成して以降の私は、心の底からの情熱に従って仕事をやっていなかったように思います。なので、自分が望むような待遇や評価を得られない環境に身を置くと、最終的にはモチベーションが維持できなくなってしまった、その程度の覚悟しかなかったので誤魔化しが効かなくなった、と認めるしかありません。

自分の冴えない人生を、他人や環境のせいにして嘆いているのは恥ずべきことです。イタい人だと思われるのを怖れずに、『気分良く生きる』ための道を探します。わがままな理由でドロップアウトした人間の仕事社会への復帰は甘くない。それは覚悟の上でしたから、命を賭けて、今後の行動で結果を出していくだけです。本を読み、情報を集め、人に会い、自分の内面と対話し、絶え間ない行動を繰り返します。


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