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旅と読書の関係

貴重な週末が終わっていきます。昨日は、各地が大雨に見舞われ、長野県下でも床上浸水に見舞われた地域もありましたが、一夜明けた本日は、青空が広がる好天となり、気温も上がって夏日となりました。この週末は急に思い立って、金沢へ出向き気分転換&散財&再充電をしましたが、改めて『旅と読書の関係』について、考察しておこうと思います。

読むことなく持ち帰る本

私は、乗り物の中で読書をするのが好きなので、旅に出る時は毎回数冊の本を持参します。しかしながら、最近ではそれらの本の大半は読まれることなく、そのまま持ち帰ることになることが増えています。単に嵩張る重量物としてカバンのスペースを占領し、持ち運びの際に自分の体力を消耗する元凶にもなります。旅先で書店に立ち寄って、気になった本や雑誌を買い、更に負荷を増大させる馬鹿げた行為も平然としてしまいます。

荷物のパッキングしている時には、絶対に読むつもりでいます。なのに、1頁も開くことのないまま、他の荷物の重量を受けて頁が折れ曲がったりすると、ガッカリします。旅の合間に読む機会が全くない訳ではないものの、最近はスマホの利便性が勝り、動画や音声に時間を使っているケースが圧倒的に増えています。

旅先で読むのに適した本

旅先で読む本は、旅に関するエッセイや、雑誌のコラムが適しているように思います。脳味噌を酷使しなくても、サラッと読める軽快なものの方が、旅の独特の緊張感を邪魔しないように思えるのです。

また、意外にも新聞は旅との相性がいいです。私は新聞嫌いで、普段は紙の新聞を読む習慣がありませんが、旅先のホテルで無料で貰える新聞はよく貰って帰ります。たまに読む新聞は、意外と新鮮で、思わぬ情報収集や気づかなかった視点の獲得に役立つ時もあります。

好奇心を喚び起こす本

同行者の都合を気にする必要がない一人旅はいいものです。私の一人旅は、かなり無計画で、目的を一つ二つ決めたら、それ以外は行き当たりばったりで行動するので、変更も多く、非効率で無駄も多いです。時には、電車待ちの合間に持っていた本を読み始めたら面白くて、予定を変更することもあります。

好奇心を喚び起こす本とは、旅先で出会うことが多いような気がします。普段の読書量が減ってしまったことで、感情が萎み、豊かさや希望を感じる機会も減ってしまった気がします。今後、旅に出た際には積極的に読書に充てる時間を捻出することを意識することにします。

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