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雨にまつわる思い出

本日は暦的には「入梅」です。最後まで残っていた北陸と東北が梅雨入りし、日本列島が梅雨入りとなりました。基本的に雨は好きではありませんが、雨の景色に独特の趣を感じることも事実です。本日は、『雨にまつわる思い出』を過去の記憶から搾り出して、記事に残しておこうと思います。

「雨」にまつわる楽曲

日本の6月=梅雨、のイメージですが、米国デトロイト滞在時代、6月は一年で最も天候に恵まれ、素晴らしい時期でした。六月の花嫁=June Brideも納得で、澄み渡るような陽気も多く、今でもいいイメージが残っています。

逆に、「雨」の思い出は、私の場合は音楽と結びついています。実際、「雨」が重要な役割を果たしている名曲は無数にあります。今日もクルマを運転しながら聴いていたラジオからも、雨をテーマにした楽曲が多く流れてきました。久々に耳にした杉真理『バカンスはいつも雨(レイン)』(1982)は懐かしく感じました。初めてこの曲を聴いたのは、中学生だったでしょうか。本日改めて耳にして、杉真理は、素晴らしいメロディーメーカーだなあ、と聞き惚れました。

それ以外では、X JAPANの『ENDLESS RAIN』(1989)でしょうか。『紅』と並ぶ初期の名曲の一つで、好きな人も多いのではないでしょうか。当時の私はあまり興味が持てなくて、このバンドが後にヒット曲を連発することになり、リーダーで、作詞・作曲を担当するYOSHIKIがこれほどまでのビッグ・アーティストになるとは、想像もしていませんでした。

雨と紫陽花

私が一番好きな花は、紫陽花です。梅雨のこの時期を代表する花でしょう。植物全般に知識と興味がなく、花の名前を殆ど知りません。山歩きをしても、景観にはすこぶる敏感ですが、道端に咲いている花や草木には殆ど注目がいきません。ビジュアルと名前が完全に一致して覚えている花は数える程であり、その数少ない一つが紫陽花です。

雨露に濡れた紫陽花には、心が惹かれます。紫、薄紫、水色、濃青など、どれも好きです。紫陽花の名所である鎌倉には、横浜に住んでからはこの時期よく行っていました。今年も綺麗なのでしょう。

雨とコーヒー

雨降りの日には、インドアで過ごすことが多くなります。元々好きなコーヒーですが、雨の日は飲む杯数が、晴天時よりも増える傾向にあります。今日も、朝から窓を叩く雨音から、早起きしていたのに素直に寝床から起き上がれなくて、始動したのは昼過ぎになっていました。

午後は、スターバックスコーヒーに行って、コーヒーを飲みながら本を読みました。このパターンは、天気の悪い日曜日の過ごし方としては定番になりつつあります。今日は比較的酸味の少ない、濃厚タイプを頂きました。

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