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銀座で語る夜

本日火曜日は、八丁堀での長時間の定例会議を終えて疲れたので、私の独断で仕事はおしまいにします。健康の為に銀座まで歩きました。雨模様なのに歩くのは馴染みのバーに寄って私が翼を広げて愉しむ為です。最近は夕方に外出すると、銀座のバーで飲むのがルーチンのようになってしまいました。

周囲の外野からは『お前ごときが、銀座で飲むなんて調子に乗るな!』みたいな雑音が、しばしば聞こえて来るのですが、笑顔で全て無視しています。昼間から仕事をサボって酒浸りになっている訳でもないのに、私のライフワークにいちいち文句を言われる筋合いは無い、という強い決意がありますので、ご忠告は全力無視です。

銀座で飲んでも、交際費で落とす為に領主書も貰っていませんし、会社に迷惑をかけるような行為はしてないと断言します。(お前自身が会社の迷惑というのならまあ一度は飲み込みますが‥)自称、誇り高きバー飲み愛好家はそこまで会社にたかるほどクズではありません。

今夜の最初の目的地は、今週、開店三周年を迎えられた、銀座のとあるバーでした。銀座六丁目のポールスター(北極星)ビルの凄腕バーテンダー‥ と書くと知る人ぞ知るで、ばれてしまうので、ヒントはこれくらいにします。

今宵はカウンター越しに、柄にもなく人生論をぶってしまいまして、後で反省しました。バーのカウンターに客として座る人は、『誰も皆問題を抱えてる、だけど素敵な明日を夢見てる(どっかで聴いたフレーズ‥)』人なんだよ! だから、バーテンダーさんには、そんな人を楽しんで帰ってもらう為に毎回全力を注入して貰いたい‥みたいなお願いをしました。

毎回お客様を迎える度に、全力で一期一会の出会いを守っているバーテンダーの方には、きっと大きなお世話で、"あんたなんかに言われたくない"と思われた筈です。調子に乗ってしまい、申し訳無い気持ちです。

今宵もありがとうございました。やっぱりバー通いは辞められませんな。

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